威力偵察とは? わかりやすく解説

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偵察

(威力偵察 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/13 13:35 UTC 版)

偵察(ていさつ :reconnaissance、レコニッサンス)は、敵などの情報を能動的に収集すること。受動的である監視の対義語。基本的には密かに行われる活動である。 軍事用語として用いられるが、そこから派生して一般においても「相手の情報の収集」の意味で用いられる。[1] イギリス英語圏ではrecce(レキ)、アメリカ英語圏ではrecon(レコン)と省略される。


  1. ^ A Dictionary of Aviation, David W. Wragg. ISBN 0850451639 / ISBN 9780850451634, 1st Edition Published by Osprey, 1973 / Published by Frederick Fell, Inc., NY, 1974 (1st American Edition.), Page 222.
  2. ^ a b 河津幸英『図説 アメリカ空軍の次世代航空宇宙兵器 汎地球戦力ロードマップ2006-25』2009年、60頁。 
  3. ^ a b c d e 河津幸英『図説 アメリカ空軍の次世代航空宇宙兵器 汎地球戦力ロードマップ2006-25』2009年、64頁。 
  4. ^ a b c “87式偵察警戒車と「威力偵察」 危険な重要任務はどのように遂行されるのか?”. 乗りものニュース. (2018年6月30日). https://trafficnews.jp/post/80675 
  5. ^ 東部前線で戦うワグネルの「使い捨て兵士」 ウクライナ”. AFP (2022年11月1日). 2022年11月8日閲覧。
  6. ^ “兵士不足のロシア軍は「刑務所で囚人をスカウト」 戦場に送られた3000人は全滅の異常事態 この冬に敗れる可能性”. デイリー新潮: p. 2. (2022年9月22日). https://www.dailyshincho.jp/article/2022/09221103/?all=1&page=2 2022年11月4日閲覧。 
  7. ^ 2003年年報” (PDF). 四日市市. p. 39. 2021年1月5日閲覧。
  8. ^ ディ・グラッシ、レコノサンスラップでクラッシュ”. オートスポーツweb (2010年10月10日). 2014年3月12日閲覧。


「偵察」の続きの解説一覧

威力偵察

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/10 22:10 UTC 版)

グリーン諸島の戦い」の記事における「威力偵察」の解説

本格的な上陸作戦先立って連合軍側は威力偵察を行うこととなった。3隻の高速輸送艦ウォーターズ英語版) (USS Waters, APD-8) 、タルボット英語版) (USS Talbot, APD-7) およびディカーソン (USS Dickerson, APD-21) が用意されアメリカ軍ニュージーランド軍からの4個中からなる部隊編成された。また、ブカ島出身者グリーン諸島事情明るい者から状況聞き出すなど、事前情報収集にも余念がなかった。 1月30日駆逐艦魚雷艇護衛された3隻の高速輸送艦ベララベラ島泊地出撃し、翌31日朝にグリーン諸島到達する環礁内に入った偵察部隊ニッサン島上陸し橋頭堡を築く。その様子を見ていた日本海軍見張り員は「敵上陸ス 〇九〇〇」と報じたあと、非戦闘員暗号書を焼いて隣接するフエニ島に避難する残存部隊は上陸部隊との間に小規模ながら戦闘交え上陸部隊からアメリカ軍3名、ニュージーランド軍1名の計4名の戦死者と5名の負傷者出た報告受けた南東方面艦隊草鹿任一海軍中将)は航空機繰り出して偵察行い、「巡洋艦3隻」を発見して航空攻撃行わせるとともに逆上陸の準備取りかからせた。命令を受け、ラバウル進出していた第二航空戦隊零戦8機が出撃して環礁内の上部隊攻撃し、「魚雷艇3隻撃沈破」を報じた一方不意打ち食らった上陸部隊高速輸送艦戻り日本側の航空機出現もあって31日夜にグリーン諸島から離れベララベラ島帰投した。この帰途において、支援の駆逐艦ブカ島近海伊号第一七一潜水艦伊171)を探知して攻撃し撃沈している。 翌2月1日第二航空戦隊零戦18機、艦上爆撃機3機、偵察機出撃してグリーン諸島向かったが、敵影見えなかった。同じ2月1日第八根拠地隊から抽出され和田久馬大尉指揮する逆上部隊123名が伊号第一六九潜水艦伊169)と伊号第一八五潜水艦伊185)に分乗してグリーン諸島向かい2月3日未明グリーン諸島沖に到着して77名が上陸77名の内訳第八十六警備隊から26名、高砂義勇隊から51であった残り46名は荒天上陸できずラバウル戻った逆上部隊は敵部隊撤退確認して見張り員も復帰しグリーン諸島全体日本軍の数は102となった1月31日戦闘における日本側の死傷者数不明である。なお、日本海軍潜水艦による敵に近接した島嶼への陸戦隊輸送は、実現したものに限れば、このグリーン諸島へのものが最初で最後であった

※この「威力偵察」の解説は、「グリーン諸島の戦い」の解説の一部です。
「威力偵察」を含む「グリーン諸島の戦い」の記事については、「グリーン諸島の戦い」の概要を参照ください。

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