情報収集の手段
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/03 15:37 UTC 版)
ヒューミント(HUMINT:Human―):人間による情報収集。“協力者”の獲得・運用を含む。一般に、“協力者”は、浸透される組織(国家)からはスパイと呼ばれるが、浸透する側からはエージェントと呼ばれる。ハニートラップ:異性の工作員を使用した特定人物の情報収集。 フォトミント:写真撮影による情報収集。 イミント(IMINT:Imagery―):偵察衛星や偵察機による写真偵察。イマジント(IMAGINT)とも。 シギント(SIGINT:Signals―):電波や電子信号を傍受する事による情報収集コミント(COMINT:Communication―):通信傍受、暗号解読、交信(トラフィック)解析。 エリント(ELINT:Electronic―):非通信用(レーダー等)の電磁放射からの情報収集 アシント(ACINT:Acoustic―):SOSUSなどからの水中音響情報などによる潜水艦、艦船および水中武器の音響情報収集 フィシント(FISINT:Foreign instrumentation signals―):テレメトリー、ビーコン信号等からの情報収集 マジント(MASINT:Measurement and Signatures―):対象の特徴を決定付ける情報。IMINTやSIGINTの処理を含む。ラディント(RADINT:Rader―):レーダー信号の傍受 周波数情報(Frequency―):核爆発や、エンジンの周波数から得られる情報の収集 E-O情報(E-O―):紫外線、可視光線、赤外線から得られる情報の収集 地球物理学情報(Geophysical―):地震、大気の振動、磁場の変化等から得られる情報の収集 ヌシント(NUCINT:Nuclear―):放射線から得られる情報の収集(異常増加で原子力施設の事故や核実験などが探知出来る) 物質情報(Materials―):化学物質の分析から得られる情報の収集 テキント(TECHINT:Technical―):技術的な情報収集を総称してテキントという。テクニカル・インテリジェンスと略さない場合は、特に、外国軍の装備等を入手して調査することから得られる情報の収集のことを指す。 オープン・ソース・インテリジェンス(オシント、OSINT:Open sourse-):一般的なメディアが公開している出版物や活字情報、放送内容の分析 コリント(COLLINT:Collective―):利害関係を同じくするインテリジェンス機関が相互に協力すること。 防諜(CI:Counterintelligence):外国の諜報活動への対抗策。外国の諜報機関の情報収集
※この「情報収集の手段」の解説は、「情報機関」の解説の一部です。
「情報収集の手段」を含む「情報機関」の記事については、「情報機関」の概要を参照ください。
情報収集の手段
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/16 00:15 UTC 版)
諜報活動は、用いる手段により以下のように分類される。情報収集には決して秘密・非合法な手段ばかりが用いられるわけではない。収集した情報を分析・評価することで指導者が判断を下すために役立つ情報(インテリジェンス)を生産する。情報収集を担当する組織を情報機関という。 「諜報」、「秘密作戦」、「スパイ技術」、「スパイ」、「情報提供者」、および「ミリタリー・インテリジェンス」も参照
※この「情報収集の手段」の解説は、「諜報活動」の解説の一部です。
「情報収集の手段」を含む「諜報活動」の記事については、「諜報活動」の概要を参照ください。
- 情報収集の手段のページへのリンク