情報参謀 サウンドウェーブ/Soundwave
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 08:59 UTC 版)
「カセットロン」の記事における「情報参謀 サウンドウェーブ/Soundwave」の解説
声 - 政宗一成/英 - フランク・ウェルカー メガトロンの右腕。ポータブルカセットプレーヤーに変形。その諜報能力を駆使して、仲間の弱味を握る陰険さや、卑劣な作戦を好む一面を持っている。 体の大きさを変えて日用品として人間社会に潜入したり、電磁波により他者の心を読むブレインスキャン、石油などのエネルギー資源からエネルゴンキューブを生成する機能、飛行能力などの能力も備えている。 常に無感情。顔のデザイン上、表情も伺えず、冷静沈着な行動を取っているが、ラジカセに変形するブロードキャストだけには敵愾心を剥き出しにする。また、第40話「チルドレン・プレイ」でトランスフォーマーよりも巨大な宇宙人の子供アロンの飼い猫・ナイトロー(こちらもトランスフォーマーより巨大)に追いかけられた際には、珍しく慌てながら仲間に救援を求めていた。 音波を使った攻撃や工作活動を得意とし、胸のケースにはカセットテープから変形する小型ロボットの部下「カセットロン」を収納している。セイバートロン星にいた頃は街灯を思わせる形態に変形。スパイ活動を行っていた(初代玩具でも、完全にではないものの再現可能)。 一人称は主に「俺」(まれに「私」)。原語版でも日本語版でも、常に片言で発言する。 第60話「ひきおこされた戦争」で、エアーボットが飛ばされた過去のセイバートロン星でもメガトロンのそばにいた事から、デストロンには900万年以上前から所属していた事が分かる。元は街灯TFのはずが@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}出身地はセイバートロン星ではなく、音楽惑星の出身であるとされている。[要出典] カセットロンを出撃させる際の掛け声は「イジェクト」、胸部に収容する際の掛け声は「リターン」。 自らがリーダーとなるよりは、組織内での栄達を志向するタイプである。スタースクリームのように表立ってメガトロンへ反逆する場面はないが、その一方で日和見主義の一面もあり、『ザ・ムービー』ではメガトロンを含めた負傷兵の放逐に賛同し、スタースクリームがメガトロンを捨て去ろうとした際にも止めに入らず、メガトロン亡き後スタースクリームとビルドロンが新リーダーに立候補する中、サウンドウェーブも立候補していた。 『2010』では前作に比べ出番は少なくなったが、第14話「音楽惑星の挑戦」では録音機能を生かして活躍した。 続く『ザ☆ヘッドマスターズ』でブロードキャストと相打ちとなり死亡するが、サウンドブラスターとして復活する。 武器は「振動ブラスターガン」と右肩の「エレクトリックランチャー」。左手から100万ボルトのサイバートニックエレクトロウェーブを放つ。玩具では銃身を外すことにより乾電池に変形させ、背部に収納が可能。額の飾りには無線が仕込まれており、戦闘時にはそこと胸部から攻撃用の音波を出している。 初期のエピソードでは声のサウンドエフェクトが強く、何を言っているか不明瞭なことが多かった。そのためか、中盤以降はエフェクトが弱められている。 G1より時系列上過去のストーリーである『ビーストウォーズ』に、起動前の姿が登場。『超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズリターンズ』の第20話においても一瞬ではあるが、同型のトランスフォーマーが登場している。 また、アナザーストーリーに当たる『ギャラクシーフォース』では、サウンドウェーブと同型のステレオが登場している。en:Soundwave (Transformers) デストロンマークは、サウンドウェーブの顔がモチーフになっている。
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