如月学園の生徒
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/28 23:31 UTC 版)
山瀬ルイ 声 - 名塚佳織 アツキと同じ1組のゆる巻きヘアで褐色肌の女子学生。触れることでその人の過去や未来のビジョンが見える特殊能力を持つ。その力を活かし、マンションの一室を借りて占い業を営んでいる。苦労や努力をしている姿を周りに知られたくないため、わざと外見を派手にしている。 野崎ミカ 声 - 高橋美佳子 アツキと同じ1組のナチュラルショートヘアの女子学生。ジャーナリストを志望しており民放テレビ局如月シーガル局の特派員でもある。一年前に如月市で発生した通り魔事件に巻き込まれるが、アキラによって助けられる。活発で物怖じしない性格で、誰に対してもズバズバ意見を言うものの、その人柄からか誰からも好かれている。将来は社会の悪や歪みを追及するジャーナリストになりたいと考えている。 神代ヤヨイ 声 - 榎本温子 アツキと同じ1組のストレートロングヘアの女子学生。画家の才能を持ち、アーサーの指導を受けたことで画力がさらに上達した。趣味はお菓子作りであり、学生同士の集まりでは自分が焼いたクッキーを差し入れに持ってくることが多い。物静かでおっとりしている性格であり、物事を自分一人で背負い込みやすい危うさがあるが、挫けそうになった友人を叱咤激励する強い一面を持つ。 宇波リョウ 声 - 越田直樹 アツキと同じ1組の文系の男子学生。祖父から譲り受けた本屋の店長を務めている。読書が好きな勉学家だが、山積みの古書を店から学校に徒歩で運んだり、アキラと組手ができたりすることから身体能力は低くはない。口数が少なく人と話すよりは本を読む方を優先する性格だが、深い洞察力と情に厚い心を持つ。ヒビキとは親交が深く、一つのテーマに対して意見をぶつけ合い切磋琢磨し合う仲である。 御堂アキラ 声 - 中村悠一 アツキと同じ1組の体育会系の男子学生。子供の頃から古武術を習っており身体能力は高いが勉強が苦手である。典型的な脳筋系の思考の持ち主であり、所かまわず修行して周りからツッコミを受けることも少なくない。裏表のない真っ直ぐな性格からミカやルイに信頼されているが、彼女たちに振り回されて苦労することも多い。1年前に通り魔事件でミカの命を守ったものの負傷させてしまったことから罪悪感で心が荒み、父親とも衝突を繰り返している。 成瀬シンジ 声 - 代永翼 アツキと同じ1組の理系の男子学生。成績優秀で童顔の可愛らしい容姿をしているが、クラスメイトに見下した態度で接したり、教師に嘘をついて授業を抜け出したりするなど性格に難がある。天性のハッキング技術を持ち、劇中はFORTにハッキングを仕掛けてCIAの攻撃と同等の防御壁まで侵入することに成功している。結果としてノーラに敗北して架空の情報を掴まされるものの、その後も執念のアタックを繰り返したことで、物語の終盤に事件解決の糸口となる情報を発見する。 井上タクヤ 内気でキノコヘアーの男子学生。学校でイジメを受けており、恨みをノートに書いてストレスを発散させている。自分を親身になって心配してくれるホノカだけを信頼している。 牧野サユリ 3組の三つ編みにメガネ姿の女子学生。ゲームやマンガなどインドアな趣味を持つ。パンプキン・ウィッチの常連客であり、パンダグッズをほぼコンプリートしている。貿易関連の会社を経営する資産家の娘でもある。「ファントム・ダスト」のファンであり、著者であるエドワードが開いた講演に喜んで参加する。サイレント感染者の通り魔に軽傷を負わされ、その頃から悪い夢を見るようになる。 桐生ヒビキ 声 - 野島健児 物語の中盤で登場する頭脳明晰な男子学生。元々は如月学園の学生で高校一年生の頃にアメリカに留学していたが、物語中盤で学園に戻ってくる。 両親を幼少の頃に亡くし、親戚の家に引き取られて育つが中学二年生で一人暮らしを始め、株取引の才能から中学校卒業時には金銭的に完全に自立していた。しかし、精神状態が不安定になり不登校を繰り返していたところを当時病院に努めていたホノカのカウンセリングを受け、無事に中学校を卒業する。留学先のアメリカでエドワードと出会う。
※この「如月学園の生徒」の解説は、「ルクス・ペイン」の解説の一部です。
「如月学園の生徒」を含む「ルクス・ペイン」の記事については、「ルクス・ペイン」の概要を参照ください。
- 如月学園の生徒のページへのリンク