ふ‐じん【夫人】
ぶ‐にん【▽夫人】
夫人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/04 00:52 UTC 版)
夫人(ふじん、ぶにん)
意味
- 他人の妻を敬って言う語。令夫人とも。
- 公人の妻の呼称または敬称。市長夫人・知事夫人・議員夫人。大統領夫人、首相夫人はファーストレディとも。
- 役職者の妻の呼称。教授夫人、頭取夫人、院長夫人、社長夫人。専務夫人。
- 特定の地域に住む人の妻のこと。
- 律令制における天皇の后妃の身位及び称号。皇后・妃に次ぐ地位にあり、定員は3名。位階は最低でも従三位・正三位を与えられる。天武天皇に3人の夫人が置かれたのが確認される最古の記録である。平安時代以降、妃・嬪(ひん)の号とともに次第に用いられなくなり淳和天皇期に事実上廃止され、夫人の地位は中宮・女御・更衣へと移行する。
- 后妃位の1つ。 秦から唐までの後宮における高位の妃嬪の汎称。特定の称号として三夫人(貴嬪・夫人・貴人)のうちの第2位であり、爵位としては公に相当した。
- 貴族の正室・配偶者に許された儀礼称号。「伯爵夫人」「男爵夫人」。夫人位、夫人号ともいう。
夫人の称号で主に呼ばれる人物
夫人を題する作品
- 侯爵夫人[1]
- 伯爵夫人 (曖昧さ回避)
- 土曜夫人[2]
- 蝶々夫人
- 真珠夫人
- ボヴァリー夫人
- カリオストロ伯爵夫人
- チャタレイ夫人の恋人
- 武蔵野夫人
- 雪夫人絵図
- 裸足の伯爵夫人
- 上海の伯爵夫人
- 饗応夫人[3]
- 夫人探索[4]
- S夫人への手紙[5][6]
- キュリー夫人
- キュリー夫人 天才科学者の愛と情熱
脚注
- ^ 『侯爵夫人 (カワード ノエル)』 。
- ^ 『土曜夫人 (織田 作之助)』 。
- ^ 『饗応夫人 (太宰 治)』 。
- ^ 『夫人探索 (夢野 久作)』 。
- ^ 『S夫人への手紙 (岸田 国士)』 。
- ^ 『S夫人への手紙[別稿] (岸田 国士)』 。
関連項目
夫人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/09 04:27 UTC 版)
河東柳氏(北魏の秦州主簿柳仲起の娘。子がなく早逝した) 天水趙氏(478年 - 556年、北魏の隴西天水二郡太守趙煦(字は賓育、趙芬の祖父)の娘。鄴で死去し、裴良墓のそばに合葬された)
※この「夫人」の解説は、「裴良」の解説の一部です。
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夫人
「夫人」の例文・使い方・用例・文例
- ロビンソン夫人はあなたのお母さんとほぼ同じくらいの年齢だ
- 大統領夫人は大統領を陰で支える要である
- マクベス夫人
- ホワイト夫人
- あなたはブラウン夫人とはどのような関係があるのですか
- ローゼンタール夫人は私たちを温かく迎えてくれた。
- この映画で彼女は上流夫人の役を演じている。
- 彼はベネチアでボーニ夫人を訪ねた。
- 夫人は涙でいっぱいの目で司祭に告白した。
- 彼は侯爵夫人にダンスを申し込んだ。
- 私もこんな可愛い夫人になりたい。
- 彼女は第二のキュリー夫人だ。
- 彼は夫人を一緒につれてきた。
- 彼は夫人のいのままだった。
- 大統領は、外国へ行くときたいてい夫人を同伴する。
- 杉本夫人はいつもこぎれいな着物を着ている。
- 招待客の中には市長とその夫人がいた。
- 私は家にあるだけのバターをジョーンズ夫人に貸してあげた。
- 私はあなたをブラウン夫人と間違えた。
- 私の夢は大統領夫人になることです。
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