ふじん

デジタル大辞泉

ふ‐じん【不仁】

読み方：ふじん

仁の道に背くこと。慈愛の心のないこと。また、その人。

「惨酷—の極と云うも過言に非ざる可し」〈福沢・福翁百話〉

ふ‐じん【不尽】

読み方：ふじん

１ つきないこと。絶えることがないこと。

「万古—の宗教思想が」〈蘆花・思出の記〉

２ 十分に思いを述べつくさない意で、手紙の終わりに添える語。不悉(ふしつ)。不備。

ふ‐じん【夫人】

読み方：ふじん

１ 貴人の妻。また、他人の妻を敬っていう語。「—同伴」「令—」「社長—」

２ 律令制で、皇后・妃の次に位する後宮(こうきゅう)の女性。三位以上の女性から選んだ。ぶにん。

３ 昔、中国で、天子の后(きさき)や諸侯の妻などの称。ぶにん。

ふ‐じん【婦人】

読み方：ふじん

成人した女性。相応の年齢に達している一人前の女性。「—服」「職業—」

→女性［用法］

ふ‐じん〔‐ヂン〕【布陣】

読み方：ふじん

［名］(スル)

１ 戦いの陣をしくこと。また、その陣。「谷を挟んで—する」

２ 団体競技や論争での、人員配置などの構え。「若手中心の—」

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ふじん

出典:『Wiktionary』 (2021/05/04 14:52 UTC 版)

同音異義語

ふじん

• 【婦人】成人した女性。
• 【夫人】①貴人の女性配偶者。②律令制における天皇の后妃の身位及び称号。
• 【布陣】①戦いの陣を整えること。また、その陣。②試合や論争の際の人員配置などの態勢。
• 【不尽】①尽きないこと。②手紙の末尾に添えて「十分に思いを書き尽くしていない」意を表す。
• 【不仁】仁の道に背くこと。

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「ふじん」の例文・使い方・用例・文例

• 御夫人御同伴御来駕被下度候｛ごふじんごどうはんでらいがくだされたくそうろう｝