国連人権理事会における沖縄県知事翁長雄志の演説への批判とは? わかりやすく解説

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国連人権理事会における沖縄県知事翁長雄志の演説への批判

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/17 10:17 UTC 版)

琉球新報、沖縄タイムスを正す県民・国民の会」の記事における「国連人権理事会における沖縄県知事翁長雄志の演説への批判」の解説

2015年9月21日開催されたスイス・ジュネーブの国連人権理事会で、当時沖縄県知事であった翁長雄志が、普天間基地移設問題について「人権侵害が行われている」と演説した。それに対し9月22日の同会議で、我那覇真子が「沖縄人権侵害ない」、「知事尖閣狙う中国脅威無視」していると発言翁長の「人権侵害発言は「真実ではない。プロパガンダ政治宣伝)を信じないください」と述べ、「沖縄先住民土地だと主張することで沖縄独立導こうとする人たち、それを支持する中国こそが地域の平和と安定脅かし人権への脅威だ」と報告している。 9月24日菅義偉内閣官房長官記者会見で、翁長雄志知事普天間基地移設批判について、「人権基本的自由保護促進などを主な任務とする人権理事会で、沖縄の米軍基地をめぐる問題扱われたことには強い違和感持っている」と不快感表明し、「政府沖縄基地負担軽減沖縄振興全力挙げている。普天間飛行場移設19年間、多く沖縄県関係者協力を得ながら適正な手続き沿って進めている」と政府の立場強調その上でそうしたことを踏まえない翁長知事主張国際社会では理解されない」と批判また、我那覇チャンネル桜関係者が、知事演説を「事実無根」と主張したことについて、「沖縄別の方が県知事とは全く異なる見解述べていたことも承知している。地元においてさまざまな意見があることも事実ではないか」と述べている。 9月25日日本記者クラブ記者会見し、「翁長知事発信した情報正すため国連行った。われわれは日本人であり、沖縄基地国防役割担っていることを誇り思っている」と主張米軍普天間飛行場名護市辺野古移設賛意表明し翁長氏は、政府によって県民人権侵害受けていると事実をねじ曲げて主張している」、「地元マスコミ反対派の主張だけを流し県民全員意思見せかけているが、虚構だ」と批判した同席した同県石垣市議会議員の砥板芳行も「翁長氏はなぜ、中国による尖閣諸島(同市)周辺での領海侵犯を(演説で)訴えなかったのか」、「尖閣中国領海侵入繰り返し漁業者追い出されていることも訴えるべきだった。同じ県民として憤り感じている」と批判している。 11月18日武蔵野公会堂我那覇講演行った際、翁長国連人権理事会演説Self-determinationという単語使用したことについて、日本の新聞では「自己決定権」と表記されるが、実際民族自決権を指すことになるとして、「国際社会でこれを発信したら、自己決定権というよりも、むしろ「民族自決権」を意味することにほかなりません。つまり、あの場で翁長知事が「Self-determination」という言葉使って日本政府から、あるいは米政府から抑圧受けている、人権問題があるといった場合、これは自分たちがあたかも独立国あるかのような言いぶりなわけです。非常に恐ろしい言葉です。」、「沖縄の人の人権ないがしろにされたというが、とんでもないことです。沖縄地場産業もなく、本土から支援をうけています。われわれは何不自由ない生活をしているにもかかわらず人権ないがしろにされていると、ただイデオロギーのためにいうのです。これはみなさまに対しても失礼です。」と批判している。 八重山日報は、沖縄県知事翁長雄志知事国連人権理事会で「県民人権侵害されている」と演説してから約18時間後に我那覇真子が、知事と同じ席から「県民世界最高水準人権享受している」と発言したことを「真っ向から反論した」と評し、「日本政府の代表も知事発言否定沖縄民意として反基地国際発信するはずだった知事演説は、政府沖縄県民双方から「挟み撃ち」で打ち消され格好になり、信憑(ぴょう)性は大きく揺らいだ。」と報じている。 琉球新報編集局長潮平芳和は、国連人権理事会同日2015年9月21日に同じ建物内国際連合ジュネーブ事務局公開シンポジウム開催し翁長目の前で沖縄米国領土なければ日本の領土でもありません」と発言しているが、10月8日に「沖縄米国領土なければ米国植民地でもありません」の誤りであると公式ウェブサイト訂正文を掲載した。これに対し我那覇は「本当に間違えたのでしょうか。資料英文、でも実際言ったのは日本語です。もし言い間違えたのだった言い直すぐらいするはずです。恐ろしい発言です。そして日付注目していただきたいのですが、訂正10月8日です。発言したのは9月21日動画話題になり、やばいということアリバイ作りをしたと私はみています。濃いイデオロギー思想の人たちが、われわれが想像つかないような方法で、われわれが想像つかないようなところに着々と持っていこうと運動工作してます。」と批判している。

※この「国連人権理事会における沖縄県知事翁長雄志の演説への批判」の解説は、「琉球新報、沖縄タイムスを正す県民・国民の会」の解説の一部です。
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