台湾における用法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 15:17 UTC 版)
用例1「大西藏地區」「大西藏區自治區」 台湾の財団法人国家政策研究基金会の特約研究員・湯紹成による「蔵独(チベット独立運動)」のレポートには、「ダライは外部勢力の支援をうけて、「大西蔵地区」の自治と非独立を主張し、…」 1997年、李登輝は『台湾の主張』のなかで、「七塊論」のチベットに関する記述がダライの「大西藏區自治區」とはからずも符合している。
※この「台湾における用法」の解説は、「大チベット」の解説の一部です。
「台湾における用法」を含む「大チベット」の記事については、「大チベット」の概要を参照ください。
台湾における用法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/09 02:46 UTC 版)
「天龍人 (ネット用語)」の記事における「台湾における用法」の解説
「天龍人」は台湾最大のインターネット掲示板であるPTT(批踢踢)で最も議題が幅広くユーザー数も多いゴシップ板(中国語: 八卦板、PTT Gossiping)で郭の筆禍事件を契機に乱立したスレッドで風刺語として始まった。郭の発言を引用して自分たちをその言葉で自嘲するとともに、外省人であっても庶民層のユーザーまでが『低級外省人』、『下級外省人』と自称するようになった。そして郭を『天龍人』と皮肉るとともに次第にその対象は政商、権力者、太子党と呼ばれるエリート層、富裕層全体に広がっていった。(注:『太子党』は本来は中国側の共産党高級幹部の子息を指すが、台湾では両岸関係の深化により、中国国民党ら汎藍に属する側を指す場合がある。) やがて、これらの政治、経済、報道、司法の4権を包括した社会資本全体を掌握する分野に属し、他者より上層位であると自認しながらも表面上は社会的好感度が高い層や、醜聞を揉み消したり、中下層階級には苛烈な競争を強いながらも、自らはその権力と地位およびそれらに属すことにより享受できる特権・恩恵を貪る全ての人物を総称する者へと変貌していった。それらの特権階級を世襲する者も例外ではなかった。 こうしてアメリカにおけるWASP、その他の国家での経済が相対的に発達した地域や大都市圏の市民、清朝における旗人(八旗制に属した特権層)と似たような、台湾における特定の集団を「天龍」というたった1語で定義する流れができた。 『天龍』という語彙は台北そのものを面白おかしく表現することが多い。『天龍國(天龍国)』は台北の別名であり、『天龍人』は通常台北人を指す。中でも特に不動産価格が高く、富裕層が多く居住する大安区や信義区は『天龍區(天龍区)』と呼ばれ、支配層が居住する士林区の天母地区は『天龍城』(天龍都市の意)と呼ばれる。広義では中南部出身者を中心に、本来であれば『天龍國』の外側に属しているとされる新北市などを含む台北都市圏や台湾北部全体の範囲を指す場合もある。 KUSO文化を好むネットコミュニティでは格好の素材となり、「天龍人視点での台湾」と題し、ONE PIECE作中に登場するドーン島のゴア王国王宮を天龍城(天母)、王宮直下の高町を天龍区(大安・信義)、中心街をその他台北市、端町を新北市の一部の区、城壁内外の境界であるグレイ・ターミナルを中山高速公路の泰山料金所もしくは台中市、その外側を台湾南部、コルボ山を中央山脈、フーシャ村を台東県などの東部に置き換えたパロディ画像が投稿され、大反響となった。 ネット以外での社会全体での定着度、認知度があまりにも高くなり、過度なジョーク、ユーモア表現を端としていることもあり、台北市議だけでなく国家通訊伝播委員会までが苦言を呈する事態も起きている。 また、他国の同様の地域対立や高物価都市を形容する際にも「●●的天龍国(●●は外国の地名)」という表現をしている。
※この「台湾における用法」の解説は、「天龍人 (ネット用語)」の解説の一部です。
「台湾における用法」を含む「天龍人 (ネット用語)」の記事については、「天龍人 (ネット用語)」の概要を参照ください。
- 台湾における用法のページへのリンク