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こうご‐やく【口語訳】

読み方:こうごやく

[名](スル)文語文漢文文体口語体直すこと。また、その文。口訳。「平家物語の—」


聖書 口語訳

(口語訳 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/07 19:51 UTC 版)

聖書 口語訳』(せいしょ こうごやく、: Bible, Colloquial Japanese)は、日本聖書協会が発行した口語の日本語に訳された聖書のひとつ[1]新約聖書が『口語 新約聖書』[2]として1954年に出版され、聖書全体の翻訳が1955年に出版された[3]。『口語訳聖書』とも呼ばれる[4]


注釈

  1. ^ 田川建三はその後2007年から2017年にかけて詳細な注釈を付けた『新約聖書』の日本語訳を出版した(戸田聡「田川建三訳著『新約聖書 訳と註』全七巻(全八冊、作品社、二〇〇七年~二〇一七年)」『日本の神学』57巻、2018年)。

出典

  1. ^ sower_no43.pdf”. 一般財団法人日本聖書協会. p. 17. 2024年6月24日閲覧。
  2. ^ 『口語 新約聖書』「」、「」明治学院大学図書館デジタルアーカイブス。2023年3月6日閲覧。
  3. ^ 戦後の口語訳ー現代日本語への翻訳”. 聖書和訳史概説. 明治学院大学図書館デジタルアーカイブス. 明治学院大学図書館. 2023年1月14日閲覧。
  4. ^ 村井源「漸近的対応語彙推定法に基づく翻訳文の解釈的特徴の抽出」『情報知識学会誌』第20巻第3号、情報知識学会、東京、2010年、293-310頁、doi:10.2964/jsik.20-031ISSN 0917-1436全国書誌番号:000829622023年1月8日閲覧 
  5. ^ 日本聖書協会「聖書 聖書協会共同訳 翻訳事業」
  6. ^ 『聖書 聖書協会共同訳』が銀座・教文館などで発売開始”. クリスチャンプレス (2018年12月3日). 2020年1月3日閲覧。
  7. ^ 日本聖書協会『口語 新約聖書について』18ページ
  8. ^ 日本聖書協会『口語 旧約聖書について』4ページ
  9. ^ 日本聖書協会『口語 旧約聖書について』10ページ
  10. ^ 馬場 1971, p. 825
  11. ^ 鈴木 2006, p. 157
  12. ^ 木田 1995, p. 26(付録)
  13. ^ 鈴木 2006, pp. 153–154
  14. ^ 丸谷才一「未来の日本語のために」『日本語のために』参照。
  15. ^ 鈴木 2014, pp. 776–777
  16. ^ 塚本虎二「凡例」『新約聖書 福音書』岩波文庫岩波書店、1963年、p. 3
  17. ^ 藤原 1974, pp. 188–190
  18. ^ 田川 1997, p. 628-631
  19. ^ 永嶋 1988, p. 169
  20. ^ 新井 1984, p. 62
  21. ^ 田川 1997, pp. 631–633
  22. ^ 木田 1995, pp. 26-27(付録)
  23. ^ 田川 1997, pp. 619–620
  24. ^ 川島 & 土岐 1988, p. 129
  25. ^ 田川 1997, pp. 647–648
  26. ^ 木田 1995, p. 27(付録)
  27. ^ a b 田川 1997, p. 489
  28. ^ 新約聖書『ガラテヤ人への手紙』1章7節
  29. ^ 新約聖書『ガラテヤ人への手紙』1章6節
  30. ^ 「口語訳聖書」読み替え一覧日本聖書協会
  31. ^ 『新共同訳聖書』スタディ版付録用語解説【重い皮膚病】
  32. ^ a b 『新改訳聖書』第三版あとがき



口語訳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/06/02 06:04 UTC 版)

ベネディクトゥス・ドミヌス・デウス」の記事における「口語訳」の解説

新共同訳聖書 ほめたたえよイスラエルの神である主を。 主はその民を訪れて解放し我らのために救いの角を、 僕ダビデの家から起こされた。昔から聖なる預言者たちの口を通して 語られたとおりに。それは、我らの敵、 すべて我らを憎む者の手からの救い。主は我ら先祖憐れみ、 その聖なる契約覚えててくださる。これは我らの父アブラハム立てられ誓い。 こうして我らは、敵の手から救われ恐れなく主に仕える、生涯、主の御前清く正しく幼子よ、お前はいと高き方の預言者呼ばれる。 主に先立って行きその道整え、主の民に罪の赦しによる救い知らせるからである。これは我らの神の憐れみの心による。 この憐れみによって、 高い所からあけぼのの光が我ら訪れ暗闇と死の陰に座している者たちを照らし我ら歩みを平和の道に導く。 カトリック教会口語訳、「ザカリアの歌」 神をほめたたえよイスラエルの神を神は民を訪れてあがないわたしたちのために力強い救い主を、しもべダビデの家に立てられた。神は昔、預言書によって語られたようにわたしたちに逆らう者、うらみをいだく者の手から、わたしたち救い祖先あわれみ、とうとい契約を心に留められた。神は先祖アブラハム約束されたとおり、逆らう者から、わたしたち救われた。生涯をきよく正しく平和に送り、神に仕えることができるように。幼な子よ、おまえも神の預言者呼ばれ、主の前を進みその道ととのえ、神のゆるしによる救いをその民に知らせる。すべては神のあわれみのこころによる。神の深いあわれみにより、夜明け太陽わたしたち臨み、やみと死の陰にある人を照らしわたしたち歩み平和に導く。 日本聖公会口語訳、「ザカリヤの賛歌ほめたたえよ、主イスラエルの神を 神はその民を訪れてこれを解放しわたしたちのために力強い救いを 僕(しもべ)ダビデの家に立てられた昔から聖預言者の口をもって語られたように わたしたちを敵から、また憎む者の手から救いわたしたち先祖憐れみ 聖なる契約を心に留められた父祖アブラハム誓われたとおり わたしたちを敵の手から救い出し生涯清く正しく み前で恐れなく仕えさせてくださる幼子よ、あなたはいと高き者の預言者呼ばれる 主のみ前に先立ちその道備え罪の赦しによる救いを その民に知らせる神の憐れみ深いみ心によって あけぼのの光がわたしたち臨み暗闇と死の陰にいる人を照らし わたしたちの足を平和の道に導く

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/21 05:38 UTC 版)

マニフィカト」の記事における「口語訳」の解説

新共同訳聖書 わたしの魂は主をあがめ、わたしの霊は救い主である神を喜びたえます身分の低い、この主のはしためにも 目を留めくださったからです。 今から後、いつの世の人も わたしを幸いなと言うでしょう、力ある方が、 わたしに偉大なことをなさいましたから。 その御名尊く、その憐れみ代々限りなく、 主を畏れる者に及びます。主はその腕で力を振るい思い上がる者を打ち散らし権力ある者をその座から引き降ろし身分の低い者を高く上げ飢えた人を良い物で満たし富める者を空腹のまま追い返されます。その僕イスラエル受け入れて憐れみをお忘れになりません、わたしたち先祖おっしゃったとおり、 アブラハムその子孫に対してとこしえにカトリック教会口語訳、「聖母マリアの歌」 わたしは神をあがめ、わたしの心は神の救いよろこびおどる。神は卑しいはしため顧みられ、いつの代の人もわたしを幸せな者と呼ぶ。神はわたしに偉大なわざを行われた。その名は尊くあわれみ代々、神を畏れ敬う人の上に。神はその力を表し思い上がる者を打ち砕き権力をふるう者をその座から下ろし見捨てられた人を高められる飢え苦しむ人はよいもので満たされ、おごり暮らす者はむなしくなって帰る。神はいつくしみ忘れことなく、しもべイスラエル助けられた。わたしたち祖先アブラハムその子孫約束されたように。 日本聖公会口語訳、「マリヤの賛歌」 わたしの魂は主をあがめ わたしの霊は救い主である神を喜びたたえる神はこの貧し女にも 目を留められた今から後いつの世の人も わたしを幸いな女と呼ぶ力ある方が わたしに偉大なみ業をなさったから主のみ名は聖 その憐れみ世々、主を敬い畏れる人に主はみ腕の力を振るい 思い上がる者を打ち散らし権力振るう者をその座から下ろし 身分の低い人を引き上げ飢えた人を良い物で満たし 富んでいる人をむなしく追い返される神は父祖アブラハムその子孫永遠に約束されたように憐れみ忘れず 僕(しもべ)イスラエル助けられ

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嘉量銘」の記事における「口語訳」の解説

黄帝我が始祖にして、その徳は虞(五帝最後の帝である舜の別名)に集まり、虞は我が先祖にして、その徳も(また転々として同じ土徳である)新にめぐって来た。戊辰の年初始元年)、木星大梁方角至り東方七宿(東にあって青龍構成する7つの星)の星々戊辰方角集まって天下安定した。ここに天命によって民を安堵せしめ、(火徳の前漢より生ずる)土徳によって(前漢代わりその天命を)受けて国号改め帝位就いた。そして丑の月初始元年12月)を年始定め長寿隆崇である。度量衡基準統一し精密に考えた上で前人制度合わせた東方七宿が己巳方角集まり木星が実沈の方角至った己巳の年始建国元年)に至って初め天下公布した。みな末永く守り実行し、子や孫の代まで受け継いで、億年の先までも長く伝えよ

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 15:27 UTC 版)

新世界訳聖書」の記事における「口語訳」の解説

^ 日本聖書協会創世記2章4節『口語訳聖書』1954年1955年。これが天地創造由来である。主なる神が地と天とを造られた時、 ^ 日本聖書協会創世記2章3節『口語訳聖書』1954年1955年。神はその第七日を祝福して、これを聖別された。神がこの日に、そのすべての創造のわざを終って休まれたからである。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 03:48 UTC 版)

権量銘」の記事における「口語訳」の解説

始皇帝の)二十六年、皇帝ことごとく天下統一し諸侯人民大い安らかとなった。(ここに)王号立てて皇帝」と称した。そこで丞相隗状かいじょう)と王綰(おうわん)に詔し、度量衡制度統一され疑わしいものは、みなこれを明らかにして統一させた。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 03:48 UTC 版)

権量銘」の記事における「口語訳」の解説

二世皇帝の)元年丞相李斯馮去疾に制を詔した。「度量衡ことごとく始皇帝統一し、みな(標準器に)その銘が刻まれている。今、それを受け継ぐことになった。しかし今ある銘には『始皇帝と書かれていないので、長い歳月の後には、後裔である二世皇帝度量衡統一したかのように、その成功や徳を(不当に顕示しているように見えてしまいかねない。(そうならないように)この詔を刻め」と。それ故に左に刻して疑われないようにするのである

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/11 15:33 UTC 版)

戦友 (軍歌)」の記事における「口語訳」の解説

ここは故郷遠く数百里離れ満州。ここに戦友眠っている。少し前まで最前線戦っていたものがここに眠っている。 そう、戦いのさなか、私の隣で友は撃たれ倒れた。私はすぐに抱き起こし、「しっかりしろ!」と声をかけた。軍法では許されないのかもしれないが、とても放って置け弾丸飛び交う中で手当してやった。しかし折しも突撃”の声。友は「お国のためだ、行け。俺に構うな」という。やむを得ず放置したのだが、それが今生の別れとなってしまった。戦い終わった夕方に、せめて生きていてくれと探し戻ったのだが、友は既に冷たくなり、魂は国へと帰っていた。友は死んでもそのポケットの中の時計コチコチ動いており、その音が虚しい思えば日本離れ玄界灘(をはしる輸送船の中)で互いに名乗り合った日から、煙草分け合い手紙見せ合い互いのことはいろいろ知り合い、いずれ死んだときは骨を拾ってくれと言い合った仲でもある。だが、不思議に自分だけが死なず、友の墓穴を掘ることになるとは。 この月夜行灯明かり頼りに、君の最期について親族細々説明の手紙を書くにつけ、この書状を読むであろう遺族思い想像してつらい気持ちである。

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出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 04:05 UTC 版)

名詞

(こうごやく)

  1. 文語漢文口語に訳すこと。

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