ぼっこつ 【卜骨】
卜骨・卜甲
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/27 15:28 UTC 版)
卜骨・卜甲(ぼっこつ・ぼっこう)、あるいは甲骨(こうこつ)は、鹿・猪などの獣骨や、亀の甲羅に傷を付けて火で焼き、亀裂の入り方で吉凶を判断する占術(太占=骨卜・亀卜)において、それらに用いられた獣骨・亀甲のこと。日本では弥生時代から古墳時代・古代(奈良時代・平安時代)にかけての祭祀系考古資料(遺物)として各地の遺跡から出土する。中国では、しばしば甲骨文字が刻まれている。
- ^ 伴 1910.
- ^ a b c 國分 2014, p. 97.
- ^ 神澤 1973.
- ^ a b c 江坂, 芹沢 & 坂詰 2005, pp. 279–380.
- ^ a b 神澤 1976, pp. 1–25.
- ^ “骨角牙製品”. 逗子市. 2021年8月2日閲覧。
- ^ かながわ考古学財団 2010, p. 45.
- ^ 國分 2014, p. 108.
- ^ “卜骨(ぼっこつ)”. 横須賀市自然・人文博物館. 2021年8月2日閲覧。
- ^ 國分 2014, p. 112.
- ^ a b 國分 2014, p. 117.
- ^ a b 神奈川県教育委員会 2016, p. 28.
- ^ 國分 2015, pp. 107–112.
- 1 卜骨・卜甲とは
- 2 卜骨・卜甲の概要
- 3 参考文献
- 4 関連項目
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