弥生時代の出土品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 09:08 UTC 版)
弥生時代中期に現れた再葬墓は、死後埋葬した人を一定年月の間に発掘して骨を集め、あらためて大型の壺や鉢に納骨して土壙に埋葬する方式で洗骨葬とも呼ばれる。佐野市の出流原(いずるはら)遺跡の再葬墓では、37の墓壙から100以上の大きな壺形土器が出土し、壺から人骨片や故意に割られた管玉が検出されている。また茨城県筑西市の女方(おざかた)遺跡や常陸大宮市の小野天神前遺跡の再葬墓と同様に、長頸壺の口縁部外面に人面を付けた人面土器も出土している。 弥生時代後期の小山市の田間遺跡からは祭祀用の小銅鐸が検出されている。
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