十勝二十番勝負
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「水曜どうでしょうの企画 (日本国内)」の記事における「十勝二十番勝負」の解説
1998年6月3日 - 17日放送、全3夜。 DVD第11弾『桜前線捕獲大作戦/十勝二十番勝負/サイコロ5 〜キングオブ深夜バス〜』に収録。 旅程:本別町→帯広市→上士幌町→芽室町→広尾町→中札内村→音更町→池田町→足寄町→浦幌町 鈴井が考えた企画のひとつ。北海道十勝支庁(2010年4月1日より十勝総合振興局に改組)の20市町村のカントリーサインが印刷されたカードを引き、その市町村に移動し最初に出会った人にその市町村の名物を聞き、実際にその場所へ行くという企画。基本的に「この町のお薦めは何ですか?」という形式での質問しか出来ず、(例えば「お薦めの食事」といったような)主目的に誘導するような聞き方は出来ない。しかし第2夜では鈴井が「十勝川温泉はどこですか」と聞くルール違反を犯しており、結局1泊したものの翌日大泉に「(池田町の名物である)ワイン城(の場所)聞くなよ!」と咎められている。 基本的なルールは「カントリーサインの旅」シリーズと変わらないため、いわゆるマイナーチェンジ版と言える。また、鈴井・大泉共に「この企画は今後やらない」「ほかの市町村でもやらない」と公言している(『2周年記念! 秘蔵VTR一挙公開!!』より)。 この企画において車両は「車内で泊まれるように」ということで、オートフリートップ(天井のテント)装備のマツダ・ボンゴフレンディを使用。実際に日勝峠にて大泉が使用して仮眠している。また、池田町のワイン城の後、車内でワインを飲んでいるシーンでもオートフリートップが上げられている。 備考 大泉洋拉致事件 「桜前線」の最後に放送。大泉・安田がパーソナリティを務めていたラジオ番組『GOLGO』(AIR-G')の生放送中に、大泉と安田の母校・北海学園大学のアメフト部員がスタジオに侵入し、大泉と安田を連れ去った。その後、車で、日勝峠へと向かい、夜が明けるまで峠で仮眠を取った。大泉と安田を連れ去った直後の番組は、事情説明を兼ねて鈴井が進行し締めている。『リターンズ』では放送を見合わせた局や、一部再編集を施した放送局があった。『Classic』では「桜前線捕獲大作戦」と共に放送されていない。 安田顕 onちゃん 大泉と共に安田も連れてきたが、日勝峠からは安田ではなくHTBのマスコットキャラクター・onちゃんが親善大使として出演する。ここで初めて「安田が中に入った着ぐるみonちゃん」が登場。この時の愛くるしい動きや見た目から人気者となり、その後たびたび『どうでしょう』に登場することとなり、準レギュラー的な位置になった。 onちゃんに対し大泉が罵倒しながら暴力的になるというパターンが生まれ、鈴井も蹴りを入れるシーンがあるなどonちゃんイジメがひどいことにも言及しており、第3夜の前後枠にてonちゃんファンに対し謝る大泉の姿があった。 番組内に登場した十勝支庁の地図が書かれたフリップで、本別町と池田町の位置が逆になっていたため、マジックで訂正されている。ちなみに浦幌町はこの当時、カントリーサインがなかった(国道274号経由)。また、豊頃町はカントリーサインの旅で、すでに1997年に到達している(実質11市町村制覇の形となる)。また、これ以降カントリーサインを使ったロケは行なわれていない。 現在の十勝支庁は2006年2月6日に忠類村が幕別町に編入合併されたため、市町村の数は20から19に減っている。 本編、及びリターンズでは、大泉がONちゃんの腕を取るシーンで「間接技」とテロップが入っているが、正確には「関節技」である。
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