水曜どうでしょうに関して
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/24 13:46 UTC 版)
普通、プロデューサーはディレクターより権限を持っているが、「水曜どうでしょう」では当時HTBが導入していた「編成プロデューサーシステム(制作部のトップではなく編成担当が番組制作や放送内容の責任を負う)」もあり、対等な関係にあったという。本放送「水曜どうでしょう」を一部再編集した再放送版「どうでしょうリターンズ」が放送されたのも土井がディレクター陣の意向を汲んだためである(詳細はどうでしょうリターンズを参照)。 ただし、高額な費用を使用する際はプロデューサーの許可が必要であるようで「サイコロ3」でヘリに乗るとき(1名あたり12000円)や、「原付東日本横断」で大泉洋の分のホンダ・カブ(1台15万円)を買うときは土井に許可をとっていた。 プロデューサー在任中は、藤村忠寿ディレクターとは違って自ら積極的に番組に露出することはなく、嬉野雅道ディレクター以上に発言が少ないが、ロケには参加していた。 「原付東日本横断」ではドライバーをしていて、第1夜で大泉のカブを買うときに「駄目だよ」・第4夜のだるま屋・ウィリー事件で「ロデオのようだったね」と発言している。 「十勝二十番勝負」ではワイン城で安田顕(onちゃん)とワインを飲んでいた。 「クリスマス・パーティー」では、大泉が「海老の塩焼き カリフォルニア風」を作ったときに、薪の火が当たらないため、塩焼きを載せた網が付いた三脚(バーベキュー用)の網の高さを下げたときに、火が直撃したり、スタイリストの小松と共に「シェフ大泉風エビチリ」をおみまいされ(食べさせられ)、咳き込んだ後、吐き出し、具合が悪くなるなど不幸が続いた。酒に酔った大泉・鈴井・onちゃん(安田)がHTBの朝番組「発信!生スタ 早起きクマさん」に急遽生出演したが、事前に知らず問題を起こした後(出演後)、大泉と藤村ディレクターから早起きクマさんに出演したこと、番組の前に早起きクマさんの吉田・金子両アナウンサー、ディレクター、カメラマン、音声に酒を飲ませたことを報告されたが、最後まで出演に半信半疑であった。また、大泉におつまみで「海老の塩焼き」をオーダーしたとき、大泉に「バカじゃないの、あなた」と言われた。なお、コンロの高さを下げたときや、エビチリを食べる前に顔が映った。 「生き地獄ツアー」では夜に藤村ディレクターが大泉の部屋に嬉野ディレクター・鈴井と「腹をわって話そう」として乱入したとき、一緒に部屋にいて、大泉に「不満があるのかい」などと聞いていた。 また、「シェフ大泉 夏野菜スペシャル」で登場した畑(どうでしょう農園)は、父親・土井均が所有する敷地で、父親は「農園開墾アドバイザー」として、野菜等の苗や種を用意し、農園の開墾を手伝った。 「30時間テレビの裏側全部見せます!」では、「水曜どうでしょうさん江 水曜どうでしょうプロデューサー土井巧」と書かれた祝花を番組に贈り、大泉に「自分に出した年賀状みたいなもん」と突っ込まれた。
※この「水曜どうでしょうに関して」の解説は、「土井巧」の解説の一部です。
「水曜どうでしょうに関して」を含む「土井巧」の記事については、「土井巧」の概要を参照ください。
- 水曜どうでしょうに関してのページへのリンク