十勝岳噴火災害からの復興
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/28 09:59 UTC 版)
「吉田貞次郎」の記事における「十勝岳噴火災害からの復興」の解説
吉田は1919年から1935年まで上富良野村長を務めたが、在任中の1926年5月24日、十勝岳の爆発により大規模な火山泥流が発生した(十勝岳#噴火史参照)。吉田の母も泥流により死亡したが、その葬儀もほとんど人に託し災害対策に尽力。被災地放棄説が強まる中、復興説を唱えて北海道庁、政府に働きかけ、復興のための国費導入に奔走した。水田の復旧について耕地整理組合を設けて実施する際に、被災者の一部から強力な反対があったが、参加を強制することなく反対者の意思に任せるなど穏健な方針で復興事業を推進した。
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