十勝岳頂上の碑『光顔巍々』
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「十勝岳」の記事における「十勝岳頂上の碑『光顔巍々』」の解説
1942年8月26日、十勝岳頂上に石碑建立。石碑には『紀元二千六百年七月建立』(1942年7月)となっているが、石碑本体を人力で山頂まで上げることが叶わず、四角柱の石碑を三角柱へ半分の大きさに削り、翌月に山頂へ登り上げたため。 碑の揮毫者は、大谷光照(浄土真宗西本願寺第23世法主)。1937年2月から3月にかけて、大谷が北海道をスキー旅行の折、当地に立ち寄り十勝岳に山スキーにて山頂登頂した記念の書を碑に刻む。浄土真宗の『一大無量寿経(大経)』の巻上にある讃仏偈の冒頭の句が、光顔巍巍の四文字。後年、大谷本人はこの碑文について「『巍巍』は漢和辞典によれば『富貴高顕の貌とあり、ふくよかで高尚なお顔』とでも解すべきでしょうか。」と解している。 十勝岳のイワブクロ 雲ノ平分岐から見た白金模範牧場 十勝岳避難小屋 昭和噴火口付近からの十勝岳 摺鉢噴火口 十勝岳山頂からの景色 トムラウシ山(南沼キャンプ指定地)からの十勝連峰 ニペソツ山(天狗平)からの十勝連峰
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