北京五輪欠場とは? わかりやすく解説

北京五輪欠場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 07:40 UTC 版)

野口みずき」の記事における「北京五輪欠場」の解説

野口アテネ五輪以降ケガ闘いにも苦しむようになる2006年9月24日ベルリンマラソン出場予定していたが、練習左足首の故障のために断念その後、翌2007年4月ロンドンマラソンにも出場予定だったが、左足首(アキレス腱)の故障再発し又もマラソン回避2004年アテネ五輪後から2008年北京五輪前のフルマラソン出走2005年9月ベルリンと、2007年11月東京国女子の2レースのみであった北京五輪女子マラソン本番前2008年8月4日合宿先のスイス・サンモリッツから緊急帰国MRI診断結果左足太股肉離れ起こしている事が判明数日間様子見た痛み引かないため、同年8月17日本番北京オリンピック女子マラソンへは、レース前8月12日出場辞退表明オリンピック史上初となる、女子マラソン種目での五輪2連覇の夢は潰える事となった(補欠代表だった森本友故障により欠場)。 野口欠場した北京五輪女子マラソン日本代表の他2選手の成績は、中村友梨香がひとり完走する13位、土佐礼子途中棄権に終わる惨敗だった。五輪女子マラソン日本代表メダル入賞ゼロは、1988年ソウルオリンピック以来20年ぶりであった2008年10月12日世界ハーフマラソン選手権リオデジャネイロ)も欠場その後怪我回復遅れて練習積めず、レース復帰目処立たない日々続き、また2009年4月には監督藤田から「引退勧告」を受けていたという報道なされていた。 2010年10月24日2年5か月ぶりの公式レース復帰となる、実業団女子駅伝西日本大会福岡県宗像市福津市)にシスメックス代表(関西地区)として出走第3区(10.5 km)を区間5位・3415秒で走り、同代表チーム総合3位に入る。さらに、同年12月全日本実業団対抗女子駅伝競走大会への出場獲得したシスメックス代表では初出場だが、野口自身2001年グローバリー代表で出走し以来9年ぶり)。しかし、全日本実業団女子駅伝本番レースでの野口第3区(10.0 km)を担当するも、39度の発熱左足首の疲労骨折による体調不良響いて区間20位・3400秒も掛かってしまい、結局チーム総合14位に終わった以降は再び故障治療専念していたが、10か月ぶりに2011年10月23日開催実業団女子駅伝西日本大会出場第3区(10.5 km)で区間1位・3225秒と久々に快走チーム総合2位成績貢献した。同駅伝大会レース後、ロンドンオリンピック女子マラソン代表選考会である、翌2012年1月29日開催予定大阪国際女子マラソン出場する意向明らかにした。 3年7か月ぶりのハーフマラソン出場となった2011年12月23日山陽女子ロードレースではスタート直後から先頭立ったが、9Km地点過ぎて優勝した赤羽有紀子らについていけず失速結局5位に留まった。その後米国ボルダー高地トレーニング積んでいたが、日本帰国直前2012年1月19日、再び左足違和感覚えて帰国検査受けた所、左太股裏の軽度炎症診断結果大阪国際女子マラソンへの欠場表明同年3月11日開催国内最終選考会・名古屋ウィメンズマラソンへのスライド出場で、ロンドン五輪目指す事となった。 4年4か月振りフルマラソン出走となった2012年3月11日名古屋ウィメンズマラソンでは、一時敢えてペースメーカー前に出る積極性見せるも、17Km付近で「左膝が抜けるような感じ」のアクシデント先頭集団から脱落し一時30秒近く離された。しかしそこから驚異的に追い上げ、29Km過ぎで集団追いつき先頭引っ張るシーン見せたが、34Kmでついに力尽き優勝争いから脱落奇跡復活起こらず6位に留まりロンドン五輪日本代表入り絶望となったが 、「まだやれる」と実感した野口感激の涙を流しながらのゴールインとなった

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