北京側の「中国台北」への回帰とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 北京側の「中国台北」への回帰の意味・解説 

北京側の「中国台北」への回帰

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 10:07 UTC 版)

チャイニーズタイペイ」の記事における「北京側の「中国台北」への回帰」の解説

中華民国外交部は、Chinese Taipei中華台北と訳すべきであるとしている。2008年中華人民共和国国務院台湾事務公室(国台辦)のスポークスパーソン楊毅はこれに対し、「中国台北」も「中華台北」もChinese Taipei中国語訳であり、オリンピック委員会取り決めは、その範囲外で大陸組織団体個人が「中国台北」を使う権利には及ばず、「中国台北」は台湾矮小化だとの指摘当たらない説明した同時に楊は、北京オリンピック組織委員会文書などでは、台湾のスポーツ団体・組織を指す場合中華台北」の表記統一されているとした。 2016年5月蔡英文総統就任してからしばらくの間は「中華台北」の呼称変更はなかったが、中華人民共和国政府中華民国政府との間に九二共識について意見隔たり出てくると、両者の関係緊迫し中国大陸メディアは再び「中国台北」を使うようになった新華社出した新華社新聞信息報導中的禁用詞和慎用詞(2016年7月修訂)》(報道における使用禁止用語と要注意用語〈2016年7月修訂〉)の66番目の項目には「国でなくとも参加できる国際機関経済貿易文化・スポーツに関する民間国際組織の中の台湾組織は『台湾』または『台北』と呼んではならず、『中国台北』『中国台湾』と呼称なければならない特殊な事情で『中華台北』を使う場合には事前に外交部と国台辦の指示を仰ぐこと」とあるという。 2017年4月中国中央電視台など中国官製メディアスポーツ中継台湾を「中華台北」でなく「中国台北」と呼ぶようになったことについて、中華民国行政院大陸委員会の張小月主任委員は「大陸メディア一方的にわれわれの名称を(「中国台北」と)矮小化しているのを受け入れることは決しできない台湾断じて中国大陸一部ではない。大陸側正式に抗議する」と発言した

※この「北京側の「中国台北」への回帰」の解説は、「チャイニーズタイペイ」の解説の一部です。
「北京側の「中国台北」への回帰」を含む「チャイニーズタイペイ」の記事については、「チャイニーズタイペイ」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「北京側の「中国台北」への回帰」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「北京側の「中国台北」への回帰」の関連用語

北京側の「中国台北」への回帰のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



北京側の「中国台北」への回帰のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのチャイニーズタイペイ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS