制定と改訂の沿革とは? わかりやすく解説

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制定と改訂の沿革

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/04 05:46 UTC 版)

国際原核生物命名規約」の記事における「制定と改訂の沿革」の解説

1930年:第1回国際微生物学会議パリ) この会議において命名分類委員会結成され本会議総会への勧告がなされ、総会において可決された。その主な内容細菌命名に関する事項国際微生物学会の常置計画一つとする。 国際微生物学命名委員会設立し細菌命名に関する事項を扱う唯一の委員会とする。 本勧告討議内容国際植物会議1930年イギリスケンブリッジ)に付託し理解協力求める。 細菌命名出発点としてLinnaeusのSpecies Plantarum (1753) の採用勧告する微生物株保存機関 (culture collections) を発展充実させなければならない1936年第2回国際微生物学会議ロンドン1939年第3回国際微生物学会議ニューヨーク本会議規約試案まとめて公表するよう指示したが、会議開催中に起こった第二次世界大戦がそれを困難にした。 1947年:第4回国際微生物学会議コペンハーゲン第3回会議によって承認され細菌命名規約案は、本会議資料用に印刷された。 1950年第5回国際微生物学会議リオ・デ・ジャネイロ1953年第6回国際微生物学会議ローマ規約の名称を「国際細菌ウイルス命名規約」に決定し最終的に承認され規約編集注解作成出版指示された。 1958年第7回国際微生物学会議ストックホルム1962年第8回国際微生物学会議モントリオール1966年第9回国際微生物学会議モスクワ国際細菌命名委員会ウイルス小委員会代表されるウイルス学者が、ウイルス独自の命名規則準備する決定をした結果国際ウイルス命名委員会結成されウイルスは本規約から外れることとなった1968年レスター (Leicester) 会議 規約全面改定無用な学名除去する方法検討するために、特別会議が開かれた。この時、現在用いられている学名全部収録した学名承認リスト作りそれ以前の名を無効とする事によってホモニム避けるための文献調査出発点とする構想討議された。 1970年:第10回国際微生物学会議メキシコシティ国際細菌命名委員会は、その定款承認し、名称を国際細菌分類命名委員会 (International Committee on Systematic Bacteriology, ICSB) に変更した1973年:第1回国際細菌学会議エルサレム国際細菌命名規約旧版承認され単行書として出版されることとなった1978年第12回国際微生物学会議ミュンヘン1980年1月1日 細菌学承認リスト (Approved Lists of Bacterial Names) が発効し、これがすべての細菌学名の出発点となった。これ以前発表され、これらのリスト収載されなかった名はすべて無効となった1982年第13回国際微生物学会議ボストン1986年第14回国際微生物学会議マンチェスター1990年第15回国際微生物学会議大阪

※この「制定と改訂の沿革」の解説は、「国際原核生物命名規約」の解説の一部です。
「制定と改訂の沿革」を含む「国際原核生物命名規約」の記事については、「国際原核生物命名規約」の概要を参照ください。

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