判定を巡るトラブル
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「2016年リオデジャネイロオリンピックのレスリング競技」の記事における「判定を巡るトラブル」の解説
フリースタイル男子65kg級準々決勝で、プエルトリコのフランクリン・ゴメスがウズベキスタンのイフティヨル・ナフルゾフと対戦すると、5-5で迎えた終盤に4ポイントの投げ技を決めたにもかかわらず、ナフルゾフに2ポイントが与えられた。それに抗議してゴメス側がチャレンジを試みると、一旦は主張が受け入れられたものの、最終的に覆されて5-8で試合に敗れてしまった。その後、UWWは調査のため、この試合で審判を務めたジョージアのテモ・カザラシビリ、ロシアのセルゲイ・ノバコスキー、韓国のチョン・トンクンの3名を資格停止処分に付した。 同じくフリースタイル男子65kg級の3位決定戦で、モンゴルのマンダフナラン・ガンゾリグがナフルゾフと対戦すると、7-6でリードした終了間際に勝ちを確信したガンゾリグが逃げ回りながら相手を挑発する行為に打って出た。これを見た審判が組み合わずに逃げ回っているガンゾリグにペナルティーを科して8-7となり、ナフルゾフが勝利し銅メダルを獲得することとなった。これに納得いかないモンゴルのコーチであるツェレンバータル・ツォグバヤルとバイヤンバレンチン・バヤラの両名がマットに上がり込むと、服を脱ぎ捨て、そのうち一人はボクサーブリーフ一丁で抗議する騒ぎとなった。後日、UWWはコーチ2名を3年間の資格停止処分とし、モンゴル連盟に対して5万スイスフラン(約515万円)の罰金を科した。選手であるガンゾリグに対する処分は課されなかった。
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判定を巡るトラブル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/10 10:14 UTC 版)
2009年8月30日の北海道日本ハムファイターズ対福岡ソフトバンクホークス第20回戦(札幌ドーム)で球審を務めた飯塚は、6回裏(日本ハムの攻撃)、無死一、二塁の場面でバントをした打者走者の二岡智宏とソフトバンクの田上秀則捕手が接触したプレーを二岡の守備妨害と判定し、抗議した日本ハムの梨田昌孝監督を遅延行為で退場処分とした。この件に関して日本ハムは翌31日、当時の公認野球規則7.09(j)【原注】に基づけば当該プレーは守備妨害には抵触せず、審判団は規則の適用を誤っているとして加藤良三コミッショナーへ提訴したが、「規則の適用に誤りはなかった」として却下された。一方で審判部が講習会を開催したことも明らかにされた。 2018年6月29日の東京ヤクルトスワローズ対阪神タイガース第7回戦(明治神宮野球場)にて、七回裏(ヤクルトの攻撃)一死二塁で打者の三塁ゴロの際に三塁を狙った二塁走者の藤井亮太が打球を捕球して近づいてくる三塁手の北條史也を大きく避けて三塁に到達し、その間に打者走者は一塁に生きた。このプレーについて阪神監督の金本知憲はスリーフットラインルールを適用しなかったことに抗議したが、飯塚は北條が追いかけたがタッチにいっていないとして認めず(場内説明では「北條選手にタッグ(=タッチ)行為がみられなかった」と話している)、他の審判との協議要求も退けた。このプレーについての判定と協議しなかったことに対し、阪神はNPBに意見書を提出した。これを受けたNPBは7月4日、リプレーで検証した結果「タグ行為(タッチ)はあった。ラインアウトを取った方が適切だった。他の審判員との協議もするべきだった」と回答し当該プレーにおける誤審を認めた。
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判定を巡るトラブル
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2010年9月19日、福岡ソフトバンクホークス対埼玉西武ライオンズ第23回戦(福岡Yahoo! JAPANドーム)に球審として出場。7回裏(ソフトバンクの攻撃)、西武・小野寺力が投じた小久保裕紀の頭部への死球を危険球と見做し、小野寺に退場を命じた。西武の渡辺久信監督から猛抗議を受けるが判定を覆さなかった。 2012年8月5日、横浜DeNAベイスターズ対読売ジャイアンツ(巨人)第13回戦(横浜スタジアム)に一塁塁審として出場。5回表(巨人の攻撃)、先頭打者の古城茂幸が遊撃手へのゴロ。一塁は微妙なタイミングとなるが杉本はセーフの判定。その後長野久義が内野ゴロ、二塁手のDeNA・内村賢介が握り直して一塁に送球するが、これもセーフと判定。判定が不可解だとしてDeNAの中畑清監督が杉本に抗議。中畑は「“私の目を信じてください”と言われたけど、信じられないから(抗議に)来てるんだ!」、高田繁GMは「ジャッジはどうしようもない。下手なんだから、しようがない」、投手コーチの友利結は「1イニングに2つもミスジャッジがあったら勝てない」と発言した。 2018年10月10日、阪神タイガース対横浜DeNAベイスターズ第25回戦(阪神甲子園球場)に一塁塁審として出場。この試合で下した判定が、リクエストによるビデオ判定により3度覆る(3回表、4回裏、5回表)。 2018年10月21日、パ・リーグクライマックスシリーズファイナルステージ第5戦(埼玉西武ライオンズ対福岡ソフトバンクホークス、メットライフドーム)に二塁塁審として出場。5回裏、西武が1点差に迫った二死一塁の場面で秋山翔吾の二塁への盗塁をアウトと判定。西武の辻発彦監督がビデオ判定を要求し、10分を超える検証が行われたが、判定は覆らなかった。 2019年9月18日、阪神タイガース対東京ヤクルトスワローズ第24回戦(阪神甲子園球場)に一塁塁審として出場。2回表(ヤクルトの攻撃)、無死一塁で打者が内野ゴロを打ち一塁走者がフォースアウトになった後、二塁から一塁への送球をアウトと判定したが、ヤクルトの小川淳司監督の要求によるビデオ判定で覆った。翌19日の同カード第25回戦では球審を務めたが、1回裏(阪神の攻撃)一死無走者で打者の植田海が三振し振り逃げを狙って一塁へ走った際、それを阻止しようとした捕手からの一塁への送球が植田に触れて逸れる間に植田が二塁に達したところ、杉本は植田が一塁側ファウルラインの内側を走塁していたとして守備妨害と見做し、植田をアウトにした。続いて、4回裏には二死無走者で打者の糸原健斗がボールカウント0-2から見送った低めの投球をストライクと判定し、阪神の矢野燿大監督から抗議される場面があった。
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