外野フェンス
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外野フェンスは2010年(平成22年)から従来のラバーフェンス(高さ4.0m)にネットフェンス(高さ0.24m)を付け加えたものとなっている。ネットフェンスを付け加えた主目的はホームランを判定しやすくするためである。 ラバーフェンスのスタンド側上部に手すりがあり、それに打球が当たった場合はスタンド内の構造物としてホームランである(ラバーフェンスの一部としてインプレーとしていた年度もある)が、インプレーとなるラバー最上部で跳ねた場合と判別がしにくく判定を巡りトラブルとなることも多かった。 スタンド最前列から見てもフェンスが低く、落下の危険性や観客がホームランにならないような打球に触れることも容易であるという欠点もある。これについては、2014年(平成26年)4月19日の対中日戦で坂本勇人が大野雄大から放った左中間への大飛球をインフィールド側まで手を出していたファンが直接捕球してしまい、ビデオ判定の結果、本塁打から二塁打に変更されたという例がある。また、2018年(平成30年)からは、外野フェンスのクッション部分がこれまでよりも柔らかくなった。
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外野フェンス
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フェンス際での観客によるトラブルを避けるため、フェンス最上部のやや奥に手すりがあり、プレイ域内に観客が手を出せないようになっている。また手すり付近およびフェンスと客席の間の隙間は、フェンスを越えた打球が跳ね返らないようにするほか、観客が落ちた際の安全性を確保するためにラバーで保護されている。この部分に当たった打球はフィールドに戻ってきたとしても本塁打になると定められている。2005年5月14日の中日対福岡ソフトバンク戦では、7回裏に福留孝介が和田毅から放った打球がフェンス上部に直撃、当初誤って三塁打と判定されたが、訂正され本塁打になるという一件があった。そのため当初水色だったラバーの色も、2006年の修繕時には白球に紛れにくい紺色に変更された。 2016年シーズンより、外野フェンスの素材を京セラドーム大阪と同じクッション性のよい物に変更されている。
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外野フェンス
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内野下段にある可動席が外野席の前にスライドしてくるシステムのため、元来の外野フェンスが非常に高く5.84mとなっていた。2008年には、ラバーをメジャーリーグベースボール(MLB)の各球場などで採用されている、衝撃吸収性に優れた柔らかいソフトラバーフェンスに張り替えている(本塁後方のフェンスも含む)。更にオフシーズンに、2009年からホークス監督となった秋山幸二の「球場内のイメージを明るくしたい」という要望により、外野フェンス上半分がバックスクリーン直下を除いて明るい緑色に塗り直された(一塁側ダッグアウトの天井も空色に塗り替えられている)。しかし、オープン戦でその色合いが不評であったため、公式戦開幕直前に下から上に明るくなっていくグラデーションに塗り替えられた。また最上部に関しては、審判団より「明るい色では本塁打の判定に支障が出る」と指摘されたため、元のダークグリーンに塗り直している。2015年追加の新規フェンスは高さ4.2m(ラバー2.7m、ネット1.5m)で、従来のフェンスは撤去されないが色は戻される。 毎年行われている「鷹の祭典」では、広告の文字の色がユニフォームと同じ色に変更される。
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