判定の変遷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/15 03:56 UTC 版)
歩行する事が前提条件となるため、攻撃は2歩以上歩いてからといったようなルールが定められている。(第9回より廃止:レフリーの“はじめ”または“ファイト”の合図により攻撃可能となる) 初期の大会では、ロボットが転倒してしまうとその多くは自力で起き上がれなかったため、転倒=ノックアウトとなっていたが、参加ロボットの運動能力が年々進歩し、倒されもすぐに起き上がれるロボットも増えた事から10カウント制、更には第2回大会の準決勝などカウント内に起きあがれるロボット同士の試合も出て来たことから3ダウン制へと変化してきている。(第3回大会より) 3ダウン制が定められる以前には倒れないように屈みこんだ機体に起き上がりが可能な機体が体当たりを繰り返すという試合展開でルール上勝負がつかず、判定で攻撃を仕掛けた方が勝ちとなるという事態も起こり、また、類似の大会にて前転や逆立ちで攻撃を行うロボットも出始めそれを受けて第5回大会より攻撃の際に足裏以外が接地してもダウン数に入れない(攻撃ダウン)というルールが追加され、攻撃方法のバリエーションが広がった。(11回より廃止) さらに第7回大会からは有効な攻撃によらないダウンはダウン数に入れない(スリップ)とルールが変更され、判定が微妙になっている。 だが相手と接触する前の転倒が目立つようになったために、第11回大会から2スリップで1ダウンをとられるようになり、改めて歩行の安定性が重要になった。
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