初代 SPM-RB1000とは? わかりやすく解説

初代 SPM-RB1000

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/15 18:04 UTC 版)

GOPAN」の記事における「初代 SPM-RB1000」の解説

技術 GOPAN以前にも三洋米粉用いてパン作るホームベーカリー発売したことがあったが、米粉流通量少ない上に値段も高いことから余り普及しなかった。そこで、米そのものからパン作れベーカリー企画開発しよう試みたが、米は硬度高く粉砕には大規模な機械が必要であるため、家庭用機器での実現は困難とされていた。 しかし、米粉作る際に米をにつけて吸水させる過程があることに注目。予め米に吸水させて軟らかくなった頃合粉砕ミル化しペースト状にする「米ペースト製法」という独自のシステム開発した。これは、米を粉砕化するための高回転モーター生地をこねる低回モーター1つ回転軸行い、グルテン・イーストなど必要な材料一緒に混ぜることによって米から直接パン作れるというもので、世界初画期的なシステムである。 白米古米も可)、玄米、あるいは雑穀混ぜた米から米パン作ることができる他、従来ホームベーカリー同様に小麦粉だけで作るパン、うどん・パスタ生地や餅などの作成にも対応している小麦グルテン流通ルート限られており入手しづらい課題対処するため、三洋が自らGOPAN専用小麦グルテン(KA-SPMGURU10)を販売している。また小麦アレルギー対策として小麦グルテン代わりに上新粉使用する小麦ゼロコース」を搭載する注意点としては動作音が大きく(約65dB)、「ミル工程」では粉砕音が約30秒動作・約5分停止サイクル10繰り返して発生し、さらに「発酵工程開始直後および「焼き工程開始約5分後においても動作音が発生するということであり、三洋ではこの点を承知の上で購入するよう呼びかけている。 発売 当初2010年10月8日お米の日)に発売する予定となっていたが、マスコミ発表して以来予約問い合わせ殺到し予定していた数量確保困難になったことから、ある程度数量増強が必要として発売日急遽同年11月11日変更延期した発売後は(発売日当日完売同年11月11日には予約後、約1~2ヶ月待ちという人気態となっており、委託先である中国工場ではフル稼働GOPAN生産していた。同年11月25日には生産追いつかないため受注停止したまた、同年11月から12月にかけてYahoo!オークション未使用の「新古品」のGOPAN出品され10万円以上の値で取り引きされる事態になった同年12月21日三洋GOPAN生産従来の2倍の月間2万台に増強し組み立て工程を中国から日本移管する発表したその後2011年4月受注再開された。 この結果2010年11月発売開始から2011年9月末までの国内累計販売台数が約16台を達成し2009年度45台だったホームベーカリー市場の拡大寄与することとなった

※この「初代 SPM-RB1000」の解説は、「GOPAN」の解説の一部です。
「初代 SPM-RB1000」を含む「GOPAN」の記事については、「GOPAN」の概要を参照ください。

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