上新粉
上新粉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/14 19:28 UTC 版)
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上新粉(上糝粉、じょうしんこ)は、うるち米を加工した粉である[1]。
元々の表記は「上糝粉」だが、後に現在の名前に変更された。
概要
精白したうるち米を洗って乾燥させた後、少量の水を加えて製粉してふるいわけしたもので、主に製菓材料として使用する。非加熱の材料であり、製品にするには加熱の過程が必要となる。
目の粗いものは新粉(糝粉、しんこ)か並新粉(並糝粉、なみしんこ)といい、目の細かいものを上新粉(上糝粉、じょうしんこ)、更に細かいものを上用粉(じょうようこ)という[2]。
用途は以下の通り。
なお、同じ製法でも餅米を加工した場合は餅粉(もちこ、もちご)となる[2]。
出典
- ^ 小林弘 & 中山篤 2015, p. 643.
- ^ a b c 「江戸楽」編集部 2021, p. 16.
- ^ 山口謠司 2015, p. 62.
- ^ 『現代用語の基礎知識』編集部 2015, p. 58.
関連項目
参考文献
- 小林弘; 中山篤 (2015). 新・読む食辞苑 [日本料理ことば尽くし]. スターティアホールディングス. p. 643. ASIN B00TY0FD4K
- 山口謠司 (2015). にほんご歳時記. PHP研究所. p. 62. ISBN 9784569825946
- 『現代用語の基礎知識』編集部 (2015). 日本のたしなみ帖和菓子. 自由国民社. p. 58. ISBN 9784426119072
- 「江戸楽」編集部 (2021). 和菓子のひみつ 楽しみ方・味わい方がわかる本 ニッポンの菓子文化超入門. メイツ出版. p. 16. ISBN 9784780425680
上新粉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 02:45 UTC 版)
うるちの精白米を粉末にしたもの。料理や団子や煎餅などの和菓子や中華菓子などの原料となる。粒子が粗いため洋菓子には適さなかったが、最近ではリ・ファリーヌと呼ばれる、小麦粉並の細かさのものが製粉会社各社で開発されており、それらは洋菓子やパンなどの材料に使用が可能である。米から作ったパン(米粉パン)の外見・食味は小麦粉から作ったものに劣らず、もちもちとした食感になる。
※この「上新粉」の解説は、「米」の解説の一部です。
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