元祖!大食い王決定戦とは? わかりやすく解説

元祖!大食い王決定戦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/16 05:04 UTC 版)

元祖!大食い王決定戦』(がんそ・おおぐいおうけっていせん、The Battle of Big Eaters)は、テレビ東京系列のバラエティ番組(特別番組)である。かつては、春と秋にゴールデンタイムで王座決定戦が、夏と冬に午前中や昼間などのゴールデンタイムでない時間帯で地方での女性限定新人戦の模様が放送されていた。同局のバラエティ番組『TVチャンピオン』の「全国大食い選手権」シリーズを継承している。


注釈

  1. ^ TVチャンピオンでは「デカ盛り王選手権」という企画も放送されたが、こちらはデカ盛り店に対する知識を競う側面が強くまったくの別企画である。
  2. ^ 同時期に行われていた『フードバトルクラブ』(TBS系列)はこの一件で打ち切りとなった。
  3. ^ 本選出場予定者が都合などにより出場を辞退した場合、補欠として前大会の準優勝者、番組推薦選手等が参加する事がある。
  4. ^ 2015年秋の最強戦にて、当番組で特に活躍した白田信幸西川廣幸山本卓弥には絶対王者の称号が与えられた。また、2015年秋の最強戦を本選グランドスラムで優勝した鈴木隆将にも、絶対王者の称号が与えられた。
  5. ^ 他に30分勝負(『TVチャンピオン』時代、2005年秋3回戦・2007年春1回戦・2009年春1回戦など)があり、1回だけ50分勝負(2008年春準決勝)もあった。
  6. ^ 例外として、『TVチャンピオン』時代である1999年10月14日放送回と2005年秋の決勝戦は90分で行われた。
  7. ^ 2016年秋の最強戦は一回戦のみ実施。
  8. ^ 2017年春の女王戦は国内の一回戦とハワイの準々決勝にて実施。
  9. ^ 2017年春の女王戦の一回戦チームBでは、8品のデカ盛り料理から、4名の選手がくじ引きで2品ずつを選んで完食する形式だった。料理はすべて2kgで統一されたが、食べやすさに大きな違いがあり、くじ運も勝負の明暗を分けていた。
  10. ^ 2016年秋は45分、2017年春の準々決勝は「マラソン勝負」としての移動時間が考慮され120分で行われた。
  11. ^ 本来は8名だったが、1名がインフルエンザを発症してしまい、やむなく辞退(番組内では欠席と表記)せざるを得なかったという。
  12. ^ 前年度大食い王の檜山普嗣が最終関門戦で敗れ、本選に進めないという波乱があった。
  13. ^ 2010年春の女王戦、及び2015年春の女王戦では、準決勝で3位の2名が同着となったため、4名での決勝が行われた。
  14. ^ 2023年春の最強戦は、準決勝戦で2名ずつが決勝に進出する形式のため、4名での決勝が行われた。
  15. ^ 『TVチャンピオン』の初期時代ではスープを飲むシーンがあった。
  16. ^ ただし、「限られた人」の定義は番組中で明確にされておらず、参加自体は健康であれば誰でも出場が可能である。問題が起きたときの責任回避の意味合いが強いと言える。
  17. ^ リタイアに至らず、一時中断する事もある。
  18. ^ 前年度爆食女王のもえのあずきは、スケジュールの調整がつかなかったとのことで不参加。
  19. ^ 2023年春は30分で行われた。
  20. ^ 2023年春は4名で行われた。
  21. ^ 2020年1月のマグロ寿司はまぐろ問屋三浦三崎港、2020年秋のカツカレーは日乃屋カレーが提供した(ウィキペディアに該当記事無し)。
  22. ^ 東京予選は高円寺の寿司店「桃太郎すし」や横浜中華街の「招福門」で行われることが多く、番組内でこれらの店舗は「大食いの登龍門」と紹介されている。桃太郎すしでは、白田信幸が初出場時に85皿、鈴木隆将が同じく101皿の記録を残した。
  23. ^ 2018年秋の女王戦は東京予選のみ。
  24. ^ 2016年1月の新人戦からは、地方予選で僅差で敗れた選手がいた場合、その選手を番組推薦として加えた上で決勝を行うことがある。
  25. ^ 本番組勇退後、2016年に芸名を再度「中村有志」に改名。2019年に「中村ゆうじ」に再改名。
  26. ^ 2020年冬の最強戦では、向井慧のみ出演。
  27. ^ 『国別対抗!大食い世界一決定戦』にて第1回のドイツ予選MCと本選の見届け人も務めた。
  28. ^ 2016年7月の新人戦の決勝戦MCも務めた。
  29. ^ 2017年春の女王戦にも見届け人として出演。
  30. ^ 『国別対抗!大食い世界一決定戦』にて第3回の台湾チームの予選MCおよび本選での応援も務めた。
  31. ^ 2016年1月の新人戦の決勝戦MCも務めた。
  32. ^ 過去には、新人戦決勝の見届け人も務めた。2015年6月の新人戦の決勝は、もえのがプロデュースに参加したラーメン店で行われた。
  33. ^ TVチャンピオンでは、「第5回激辛王選手権」でも優勝。
  34. ^ 中村ゆうじからは「山口の変な主婦」の異名も付けられていた。
  35. ^ a b 2回戦のラーメン勝負では、姉のかこが佐藤綾里と同着1位、妹のあこも3位で、4位の菅原初代に勝利した。
  36. ^ 『大食い女王決定戦2020』には出演せず。
  37. ^ 北海道小樽市の「おたる味の大王」(現在は閉店)にて、24時間以内に大がめに入った「エベレストラーメン」3杯完食がクリアの条件だった。しかしクリア者は現れず、唯一2杯完食した広瀬が優勝となった。
  38. ^ 吉田はTVチャンピオンでは「第1回甘味通選手権」でも優勝。
  39. ^ 伊藤織恵(留学のため引退していたがこのときのみ限定復帰)、安達孝行、吉田由美など日本代表5名が世界各地を訪れ、現地のチャンピオンと対戦。日本が3勝2敗で勝ち越し。風谷康弘が会場投票でMVPに選ばれた。
  40. ^ 中村ゆうじが初めて大食いの実況を担当した回でもある。(トンガでのタロイモ対決)
  41. ^ 安達孝行、赤阪尊子など日本代表5名が世界各地を訪れ、現地のチャンピオンと対戦。日本が5勝全勝を果たした。またスタジオでは3時間の寿司大食い勝負が行われ赤阪が勝利。赤阪が会場投票でMVPに選ばれた。
  42. ^ 日本代表として佐藤綾里(キャプテン)、山本卓弥三宅智子佐藤ひとみの4名が出場。
  43. ^ 日本代表として山本卓弥(キャプテン)、ギャル曽根もえのあずき、谷崎鷹人の4名が出場。ギャル曽根は選手としては6年ぶりの参戦。
  44. ^ 日本代表として佐藤ひとみ(キャプテン)、鈴木隆将、もえのあずき、菅原初代の4名が出場。菅原初代は選手として5年ぶりの参戦。
  45. ^ 決勝1位の鈴木隆将と同2位の谷崎鷹人が、2017年の大食い世界一決定戦の日本代表メンバーに決定。また、檜山普嗣からの指名により、鈴木隆将が日本代表キャプテンに決定。
  46. ^ 日本代表として鈴木隆将(キャプテン)、檜山普嗣、もえのあずき、谷崎鷹人の4名が出場。
  47. ^ 決勝戦の最終試合にて、もえのあずきがプレッシャーから過呼吸を起こしてしまい、アメリカの不戦勝となった。
  48. ^ 準々決勝および準決勝は、準優勝者の新井義人と同着1位。
  49. ^ 今大会はグループリーグ戦と決勝戦のみ。
  50. ^ 菅原は大腸がんにより、2023年3月9日に亡くなった(満59歳没)。
  51. ^ エンディングにて、2023年3月に逝去した菅原初代への追悼メッセージが放送された。
  52. ^ a b 一時離脱後に復帰。
  53. ^ 過去は制作進行。
  54. ^ 一時期は演出として参加。
  55. ^ 一時期は制作進行として参加。
  56. ^ 一時期はディレクターとして参加。
  57. ^ 2018年3月22日に逝去。[1]
  58. ^ 2013年3月31日放送分では表記されず。

出典

  1. ^ 『<早食い競争>給食パンで中学生が窒息死「TVまねた」愛知』毎日新聞 2002年4月27日
  2. ^ 『「テレビまね」パンを早食い、のどに詰まらせ中3死亡』朝日新聞 2002年4月27日
  3. ^ 三宅智子の世界を食べつくせ~!!  https://ameblo.jp/tomokomiyake/entry-11218035187.html
  4. ^ 大食い フードファイターの裏側~摂食障害に病んで~
  5. ^ “大食いタレントは摂食障害?「本当は食後に激しく嘔吐している」”. J-CASTニュース. (2011年2月11日). http://www.j-cast.com/2011/02/11087463.html?p=all// 2016年4月10日閲覧。 
  6. ^ 生きやすい明日を求めて[2]
  7. ^ 中村ゆうじ 番組で大食い引退を発表”. デイリースポーツオンライン (2016年4月3日). 2016年4月23日閲覧。
  8. ^ 【芸能】中村ゆうじが残した“教科書””. デイリースポーツオンライン (2016年4月2日). 2016年4月23日閲覧。
  9. ^ 照英、テレ東『元祖!大食い王決定戦』新MCに”. ORICON STYLE (2016年10月2日). 2016年10月2日閲覧。
  10. ^ 魔女菅原 [@greengreen442] (2023年3月17日). "3月9日深夜、菅原初代は永眠いたしました" (短文投稿). Xの短文投稿(旧Twitter)より2023年3月17日閲覧
  11. ^ “大食い番組で活躍「魔女菅原」菅原初代さんが死去、59歳 昨年から大腸がんで闘病”. 日刊スポーツ (株式会社日刊スポーツ新聞社). (2023年3月17日). https://www.nikkansports.com/m/entertainment/news/202303170000252_m.html?mode=all&utm_source=AMPbutton&utm_medium=referral 2023年3月17日閲覧。 
  12. ^ “『大食い王決定戦』MC高橋みなみ、“魔女”菅原初代さん追悼「大食いにかける情熱大好きでした」”. 岩手日報 (岩手日報社). (2023年3月17日). https://www.iwate-np.co.jp/article/oricon/2271890 2023年3月17日閲覧。 


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