俳優への転身
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野球選手引退後、親会社の東映専属の映画俳優となる。俳優転向の理由は、東映本社社長であり、東映フライヤーズオーナーでもあった大川博から、「長嶋茂雄や王貞治に打たれるより、高倉健に撃たれろ!」と言われたことがきっかけであったという。初めて出演者として名前の出た映画は『遊星王子』。ただし宇宙のギャングという設定で、顔の部分が覆われた衣装だった上、同じ衣装の出演者が複数いたため、映画を見ても自分がどこに出ていたかわからなかったという。駆け出しのころ、宿舎の「八名様」と書かれた自室を開けたら、布団が8組置いてあったという(「やな」を「はちめい」と読み違えられた)。俳優転向当初は二枚目役として活躍し、主演作もあった。大部屋俳優よりもさらに下という境遇からのスタートであったが、「体が大きいから小さい奴が撃たれるより迫力があるはず」と売り込んだことがきっかけとなり、悪役として定着するようになった。 ギャングや悪党を専門に演じる俳優集団悪役商会を1983年に結成し、リーダー(会長)となる。刑事ドラマでのヤクザ・暴力団組長・凶悪犯、時代劇での用心棒・悪徳役人・妖術使いなど多くの悪役を演じた。1985年にはアニメ映画『ドラえもん のび太の宇宙小戦争』のギルモア将軍役で声優に初挑戦している。バラエティ番組には『今夜は最高!』(日本テレビ)ではじめて出演し、その後『オレたちひょうきん族』(フジテレビ)のコーナー「ひょうきんベストテン」にも出演した。 1990年代、バラエティ番組において「1050回ぐらい殺されたかな」と、悪役を演じて殺された回数の多さを述懐したことがある。最近は悪役俳優のイメージを脱却し、孫と遊ぶ優しいおじいちゃんの役など個性派俳優としての活躍が目立つようになっている。 岡山男の気風を歌う「野風増」を橋幸夫、河島英五らとの競作で自ら歌いレコード化する計画があったが、訳あって断念せざるを得なかった。 2014年5月5日、ヤフードームでおこなわれた福岡ソフトバンクホークス対北海道日本ハムファイターズ戦で始球式に登板。 2016年には初の監督作となる映画『おやじの釜めしと編みかけのセーター』を制作し、2017年より無料上映会の形式で公開している。
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俳優への転身
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/09 03:58 UTC 版)
申し分ないキャリアを築いたスタインだったが、ハリウッドのコンサルタントとして働いたことをきっかけに俳優業へ転身。1986年に製作されたマシュー・ブロデリック主演の『フェリスはある朝突然に』でステインは主人公の通う高校の根暗な政経教師を演じる。俳優としてのキャリアのスタートだった。その後もそのアクが強い個性を活かして数多くの映画・テレビドラマに出演。それが幸いして本国アメリカでは、俳優としての顔が有名になっている。単調で無表情なキャラクターに扮することが多く、独特な声を活かして声優としても活躍。 1997年からはケーブルチャンネルのコメディ・セントラルにて『Win Ben Stein's Money』というタイトルのレギュラー番組を持ち、クイズ番組の司会者も務めた。ちなみにこの番組はエミー賞にノミネートされ、“Outstanding Game Show Host”という名目でスタイン自身、賞を獲得した。 2008年に製作されたドキュメンタリー映画『インテリジェント・デザイン (原題:Expelled: No Intelligence Allowed)』では脚本およびホストを担当。進化論を批判した内容になっており、全米公開時には興行成績がトップ10入りする成績を残した。 現在、ご意見番として多くの雑誌記事やテレビ番組にその名前が登場しており、時として時事ネタに対して辛口なコメントを載せている。
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