七華、稔二を取り巻く人々
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 02:35 UTC 版)
「ななか6/17」の記事における「七華、稔二を取り巻く人々」の解説
雨宮 ゆり子(あめみや ゆりこ) 声 - 堀江由衣 / 久川綾 七華のクラスメイトの優等生。もともとはいじめっ子グループのリーダー格だった。しかし偶然、ななかの秘密を知ってしまい、稔二に秘密を守るため協力してくれと頼まれてからは何かとななかを助けるようになる。6歳の頃に稔二にいじめっ子から助けてもらったことから、ずっと彼に淡い恋心を抱いていた。普段は抑えているが、時々恋心が暴走して大きな事件を巻き起こすことがある。 成績は17歳の七華に次ぐほど優秀で、七華の秘密を知ってからは彼女に勉強を教えるようになる。またスポーツも万能で、音楽にもかなりの実力を持ち、特に好きなのはピアノ。 人気投票では2位に入ったが、断トツだろうと考えていた作者はこれも意外だったと書いている。 霧里 耐三(きりさと たいぞう) 声 - 松山鷹志 / 北川勝博 七華の父で作家。妻を早くに亡くしてからは男手ひとつで七華を育ててきた。 七華が幼児化してから、なんとかもとに戻れるよう同じ学校に通う幼なじみの稔二に彼女の面倒をみてくれと頼み、他の人間には学校の教師にも記憶のことは隠している。後に小説の担当編集者だった朝霞五十鈴と再婚する。 嵐山 甚八(あらしやま じんぱち) 声 - 志村知幸 / 島田敏 不良少年で、稔二とはケンカ友達。以前はいつもケンカをしていたようだが、最近稔二の性格が丸くなったため、稔二は腑抜けてしまったと思っている。稔二とのケンカ中に、奇抜なアイデアと勇気で止めに入ったななかの姿を見てからは、ななかに恋心を寄せるようになった。 嵐山 五月(あらしやま さつき) 声 - 名塚佳織 / 大谷育江 甚八の妹でなぎなたの名手。偶然にも五月の危機を救ったななかを「お姉さま」と呼んで慕うようになる。何かにつけて稔二のことを、お姉さまの心を惑わす男と言ってなぎなたを振り回してくる。 霰玉 九里子(あらたま くりこ) 声 - 野川さくら / 宮村優子 おませな幼稚園児。離れて暮らしている兄・五十六(いそろく)に似た稔二に助けてもらったことがあり、それ以来稔二のことが好きになった。ななかのことを一方的に恋のライバルだと思っており、積極的なアプローチで稔二を振り向かせようとする。 風祭 千恵(かざまつり ちえ) 声 - 千葉紗子 / - 七華のクラスメイト。ゆり子が七華の保護者的な立場になった後、七華を先導していじめる立場になったが、次第に打ち解けていく。アニメ版では隠れドミ子ファンであることが暗示される。 吉田(よしだ) 声 - 檜山修之 / - 七華のクラスメイト。まじかるドミ子やゴールドバイカーに詳しく、(6歳の)七華と仲が良い。 竜巻 ジョウ(たつまき ジョウ) 作中に出るテレビ番組「ゴールドバイカー」主演の俳優。 番組の外でも強い正義感を持つ、子供に優しい好青年。アクションも自分でこなし、バットを手にした不良少年の攻撃でも素手ではねかえす。性格はかなり天然。 単行本最終巻で彼女ができた。 氷室 那由(ひむろ なゆ) 声 - (cv無し) / 本多知恵子 七華と同級生のB組女生徒。裕福な家のお嬢様で、「オヒョーヒョヒョ」という異様な悪役そのものの笑い声を発する。わがままかつ意地悪な性格で、自分の気に入らない相手は「祭り」と称していじめの対象とするが、稔二のそばにいる七華はいじめてもこたえない上に遊んでもらっていると喜ぶので、彼女を敵として様々な悪巧みを画策するが、ことごとく失敗して自爆する。趣味の占いの結果によりやむなくA組の稔二を自分の彼氏にしようとするが、前述の性格が災いし、まったく相手にされなかった。 ゴールドバイカーこと竜巻ジョウの猛烈なファンで、ついには番組にゲスト出演するが、那由自身の個性を活かした悪役キャラクターとして、主役のゴールドバイカーをも食ってしまうほどの異様な存在感を見せた。 高潮(たかしお) 那由の同級生で彼女の取り巻きの女生徒。那由の命令で彼女の立てた裏工作を実行させられるが、失敗や那由自身の自爆が起きるとお仕置きされる。内心は那由に対してうっぷんがたまっているためか、集団から那由が攻撃されたりするとどさくさまぎれに一緒になって攻撃する。 津波(つなみ) 那由の同級生で彼女の取り巻きの女生徒。高潮と同じく那由の命令で裏工作を実行するが、失敗するとお仕置きされる。那由に対してはやはり内心ストレスを持っているのか、騒ぎが起きるとどさくさまぎれに笑いながら攻撃している。 朝霞 五十鈴(あさか いすず) / 霧里 五十鈴(きりさと いすず) 声 - (cv無し) / 井上喜久子 耐三の担当編集者である出版社の女性社員。生真面目だが優しい性格で、耐三とは仕事を超えて密かな想いを抱いていた。その後、お見合いを経て耐三と結婚し、七華の義母となった。
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