リアリティ番組を題材とした作品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 14:36 UTC 版)
「リアリティ番組」の記事における「リアリティ番組を題材とした作品」の解説
『危険の報酬』 - 1958年のロバート・シェクリイの小説。人々が自分を殺そうとするのを1週間回避すれば多額の賞金が得られるというテレビ番組に出演することになった男の話であり、リアリティ番組の出現を予見したものと言える。 『48億の妄想』 - 1965年の筒井康隆の小説。日本の至る所にテレビカメラが取り付けられ、人々がみなカメラの向こうで観ているテレビ局や視聴者を意識して振舞う社会を描く。 『ネットワーク』 - 1976年の映画。視聴率至上主義の放送局で、首を言い渡されたキャスターが番組内で自殺予告をし、逆に人気が上がる様を描く。テレビ局は彼を人気司会者に祭り上げる一方、過激派相手に破壊活動を中継する番組製作を持ちかける。 『火の鳥 生命編』 - 1980年の手塚治虫の漫画。22世紀の日本が舞台。高視聴率の獲得を目論むテレビプロデューサーが、クローン人間を殺しても罪に問われないという(作品内の)法律の抜け穴を利用し、視聴者参加型の殺人番組を企画する。 『バトルランナー』(1982年の小説)・『バトルランナー』(1987年の映画) - 独裁政権が支配する未来のアメリカを舞台とし、1ヶ月の間国民の追跡の手を逃れてアメリカ国内を逃げ回ることに成功すれば多額の賞金を手にできるという生死をかけたゲームに平凡な男が挑む。映画版では犯罪者と処刑人たちが殺し合う人気テレビ番組に出演させられた政治犯の主人公が登場する。 『トゥルーマン・ショー』 - 1998年の映画。生まれてこの方、本人に知らされないままその生活ぶりを24時間生放送され続ける主人公を描いたもの。 『シリーズ7/ザ・バトル・ロワイアル』 - 2001年の映画。出演者同士が殺しあう架空のリアリティ番組の第7シーズンを舞台としたもの。 『世にも奇妙な物語 秋の特別編』「仇討ちショー」 - 2001年のテレビドラマ。家族を殺された遺族が加害者を殺すまでの様子を生中継するというリアリティ番組の体裁をとっている。 『アメリカン・ドリームズ』 - 2006年の映画。合衆国大統領が『アメリカン・アイドル』風の架空のオーディション番組のゲスト司会者として出ることから起こる騒動を描く。 『スラムドッグ$ミリオネア』 - 2008年の映画。インド版『フー・ウォンツ・トゥ・ビー・ア・ミリオネア』で次々に正解を出して勝ち進んだものの、あまりの勝ちぶりに不正を疑われ取り調べを受けたスラム街育ちの青年が語る半生の話。 『ハンガー・ゲーム』(2008年の小説)・『ハンガー・ゲーム』(2012年の映画) - 文明崩壊後のアメリカを舞台とし、首都の富裕層のために、各地方代表の少年少女らがテレビ中継される中で最後の一人になるまで殺し合いをするゲームに参加させられる様を描く。 『美男高校地球防衛部LOVE!』 - 2015年のテレビアニメ。外宇宙生命体の地球征服の理由が『地球滅亡できるかな!?』という番組を作るためでディレクターによって仕組まれていたことがクライマックスで明かされる。 『リアリティZ(英語版)』 - 2020年のブラジルのドラマ。ゾンビの発生でパニックになる中、リアリティ番組収録中のセットに籠城した出演者とスタッフが脱落させ合い、一人また一人とゾンビになってゆく。2008年のイギリスのドラマ『デッド・セット (ドラマ)(英語版)』のリメイク。
※この「リアリティ番組を題材とした作品」の解説は、「リアリティ番組」の解説の一部です。
「リアリティ番組を題材とした作品」を含む「リアリティ番組」の記事については、「リアリティ番組」の概要を参照ください。
- リアリティ番組を題材とした作品のページへのリンク