ランサーエボリューションVI トミ・マキネン・エディションとは? わかりやすく解説

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ランサーエボリューションVI トミ・マキネン・エディション (Tommi.Makinen Edition)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 03:16 UTC 版)

三菱・ランサーエボリューション」の記事における「ランサーエボリューションVI トミ・マキネン・エディション (Tommi.Makinen Edition)」の解説

2000年1月8日発売型式名“GF-CP9A”。通称エボVI T.M.E”または“エボ6.5”。 当時三菱WRCワークスドライバートミ・マキネン4年連続ドライバーズ・チャンピオン獲得記念して、同選手の名前を冠した特別仕様車比較高速ターマック (舗装路) ラリー意識して前部バンパー形状中谷明彦意見を基に見直しCNCP系の特徴フォグランプ設置部の廃止により空力改善した足回り従来より10 mmダウンしたターマック仕様サスペンションフロントエボV、リアエボVI)、フロントストラットタワーバーを採用した。なお、RSではターマック仕様サスペンションはメーカオプション(標準はフロント・リアともエボ6のグラベル仕様)。その他、GSRでもRSのクイックステアリングギアが採用された。イリジウムプラグや、プラスチック製クーリングパネルも採用された。GSRでは、新型のハイレスポンスチタンアルミ合金ターボチャージャー採用により、中低トルクレスポンスの向上が図られた(コンプレッサーホイール径の小型化及び翼形状の変更最大トルク発生回転数エボV、エボVIよりも低くなった。エボV、エボVI 3,000 rpmエボVI TME 2,750 rpm)。マフラーVIまでの楕円テールから真円大口マフラー変更されている。出力などの動力性能での大きな変更点はなかったが、完成度確実に上がっていた。なお、RSでは新型のハイレスポンスチタンアルミ合金ターボチャージャーは、メーカーオプション標準は、従来RS使われていたチタンアルミ合金タービンホイールのターボチャージャー)。 インテリア黒色赤色基調になり、シフトノブとシフトレバーブーツ及びステアリングホイールはレッドステッチのものを採用計器類も赤い文字盤となり、TOMMI MAKINENロゴ入りの赤いレカロ社製シート採用された。ホイールは、ENKEI社製の白塗10本スポークホイールに変更(ENKEI WTE II酷似)された。用意されたボデーカラーは、スコーティアホワイト、サテライトシルバー、ピレネーブラック、カナルブルー、パッションレッド。パッションレッド・ボディーカラー車には、WRCワークスマシンイメージしたスペシャルカラーリングパッケージがオプション設定された。 1997年から導入されワールドラリーカー規定によってライバル群が広い改造範囲戦力上げるにつれ、ランサー改良レベルでは対抗出来なくなり2001年ワールドラリーカー移行決定。その特例措置ストローク増大したリアサスペンション軽量フライホイール装着したランエボトミ・マキネンエディション(通称エボ6.5)で前半戦を、後半戦サンレモランサーエボリューションWRC投入した。@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}Gr.Aホモロゲーション取得していないのはスペシャルカラーリングを施した記念モデルだけ[要出典]であって通称エボ6.5とされるランサーエボリューションVI トミー・マキネンエディション[要出典]は2001年度WRC参戦し第1戦モンテカルロでの優勝通算119勝目同年第3戦(ポルトガル)にて120勝、第8戦(サファリ)のCS2首位独走そのまま121勝目マークしたドライバー及びナビゲーターは3戦とも同じく「T.マキネン」と「R.マニセンマキ」。 2000年シーズンから使用されワークスマシンフロントバンパー形状市販車似ているものの、サイドカナード形状ダウンフォース発生させるとして縮小されている。グラベルでの使用に対してリップ部分も最初から外されていたため、比較おとなし外観となっていた。2001年シーズンは第1戦モンテカルロ第3ポルトガル第8戦サファリ優勝したが、セディアベースのWRカーへの移行に伴い市販ランエボベースにしたワークスマシン系譜終焉迎えたグループNではタイトル獲得した駆動系改造範囲広かったグループAとは異なり改造範囲の狭いグループN規定の為、RSには多彩なメーカオプションが設定されていた。RSメーカーオプション:スーパークロスギアHi/Lo(GSR比べ3/4/5速をクロス化)、薄板ボディ仕様(インパクトバーのレスオプション、ルーフパネル・トランクリッドパネルの薄板化)、ハイレスポンスチタンアルミ合金ターボチャージャー、ツインプレートクラッチ、ターマック仕様サスペンション17インチホイール、ブレンボキャリパー、AYC、エアロパーツレス仕様、リアワイパー、寒冷地仕様開発ドライバー中谷明彦によればニュルブルクリンクコ-スでの開発テストを行うようになったという[要出典]。 グレード体系グレードエンジン型式エンジン排気量最大出力最大トルク変速機車重生産台数RS 4G63ターボ直列4気筒DOHC16バルブICターボ 1,997 cc 280 ps / 6,500 rpm 38.0 kg・m / 3,000 rpm 5速MT 1,260 kg 0678台 GSR 38.0 kg・m / 2,750 rpm 1,360 kg 2,021GSR スペシャルカラーリングパッケージ 38.0 kg・m / 2,750 rpm 1,360 kg 0212台 GSR スペシャルカラーリングパッケージ車 2004年ラリージャパン会場にて運送中の左ハンドルレッキ車

※この「ランサーエボリューションVI トミ・マキネン・エディション (Tommi.Makinen Edition)」の解説は、「三菱・ランサーエボリューション」の解説の一部です。
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