ランサーエボリューションVII GT-A
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「三菱・ランサーエボリューション」の記事における「ランサーエボリューションVII GT-A」の解説
2002年2月1日発売。型式名“GH-CT9A”。通称“エボVII GT-A”。 ランエボ初のAT採用モデルとして追加販売された。「INVECS-II」と呼ばれるスポーツモード付き5速AT採用によりスポーツセダン需要の取り込みを図った。 オートマチックトランスミッションの特性を考慮し、エンジン出力を272 PSに落としてピークパワーよりも中・低回転域のトルクを重視したセッティングを採用した。また、競技車輌としてのホモロゲーションを取得していなかった(現在は日本自動車連盟認定済み) ためにアンチラグシステムは不要として、PCCS用パイピングは省かれている。内装は、ランエボ初の本革8ウェイパワーシート(ランサーセディアワゴン スーパーパッケージ装着車と同様)をオプションで用意しスポーツ性一辺倒であった性格を転換させた他、ランエボでは恒例だったMOMO製ステアリングを変速ボタン(ステアマチック)を組み合わせた自社製に変更。また、ランサーセディアワゴン スポーツエディションIIと同様のメタリックブルーのパネルを採用。外観はシティユースを重視した仕様とし、リアウイングを専用設計の小型のものを標準で装備した(GSRと同じ大型リアウイング、ならびにウイングレス仕様をオプションで選択可能とした)。 フロント周りは、バンパー左側にAT用オイルクーラーの通風口が設けられたため、ナンバープレート取付位置をバンパー中央部へ変更。その他、無骨なイメージの転換を目的として、ボンネット上のエアアウトレット・エアインテークも廃している。 グレード体系グレードエンジン型式エンジン排気量最大出力最大トルク変速機車重GT-A 4G63(ターボ) 直列4気筒DOHC16バルブICターボ 1,997 cc 272 ps / 6,500 rpm 35.0 kg・m / 3,000 rpm 5速AT 1,480 kg
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