ランサーエボリューションVIとは? わかりやすく解説

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ランサーエボリューションVI

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 03:16 UTC 版)

三菱・ランサーエボリューション」の記事における「ランサーエボリューションVI」の解説

1999年1月22日発売型式名"GF-CP9A"。通称"エボVI"。キャッチコピーは“次の頂点へ、進化していく。”。 エボVをベースに、細部熟成によるポテンシャルアップを図ると共に、'99WRCラリーレギュレーションへ対応するための外観変更含めた内外観リフレッシュを図るため開発された。空気抵抗および冷却性能、またフロントリフトの改善目的として、ナンバープレート位置中央から左側変更フォグランプ小径化などによる前面開口部形状拡大リアウイング2段化で、空力改善された。前モデルエボVで、硬めセッティングされた足回り街乗りには向かないことが不評であったため、フロントサスのロールセンター軸をエボV比で30 mm低く設定することで、多少ソフトなセッティング変更された。しかし競技目的には向かず、全日本ラリー等ではエボVに勝つことができないという、ある種の「退化」を起こしている。ただし競技用グレードRSではエボVと同セッティング足回りオプション選択可能となっていた。 エンジン馬力トルクエボVと変わらないが、冷却オイル内蔵のクーリングチャンネル式ピストン採用冷却水レイアウト変更オイルクーラー大型化、オイルクーラーベンチレーターやエアブローダクト採用など、エンジン耐久性信頼性を向上させている。また、RSには純正でチタンアルミ合金タービン採用されタービンブレード慣性力50%低減している。その他、このVI以降RSでもブレンボブレーキとのセットオプションでAYC選択可能となったホイールOZ社製の銀塗装12本スポークホイール(所謂スーパーツーリズモタイプ)。 用意されたボデーカラーは、スコーティアホワイト、サテライトシルバー、ピレネーブラック、アイセルブルー、ランスブルー。 WRC Gr.A1999年第1戦モンテカルロから2001年第10戦ニュージーランドまでの38戦に参戦し1999年シーズンは第1戦モンテカルロ、第2戦スウェーディッシュ・ラリー、第4戦ポルトガル第9戦ニュージーランド第12戦サンレモ優勝し3年連続となるドライバーズタイトルをトミ・マキネン獲得した。またグループNでもタイトル獲得したリアウイング2段化はWRC Gr.A規定には適合したが、WRカー規定超えるとしてFIA指導したため、下段トランクの間にある隙間をカーボンケブラーで塞ぎ上段ウィングのみが機能するようになっている2000年シーズンは第1戦モンテカルロ優勝し第9戦ニュージーランドからはフロントバンパー下記TME模したものに変更された。またこの年グループNタイトル獲得したグレード体系グレードエンジン型式エンジン排気量最大出力最大トルク変速機車重生産台数RS 4G63ターボ直列4気筒DOHC16バルブICターボ 1,997 cc 280 ps / 6,500 rpm 38.0 kg・m / 3,000 rpm 5速MT 1,260 kg 0726台 GSR 1,360 kg 6,868

※この「ランサーエボリューションVI」の解説は、「三菱・ランサーエボリューション」の解説の一部です。
「ランサーエボリューションVI」を含む「三菱・ランサーエボリューション」の記事については、「三菱・ランサーエボリューション」の概要を参照ください。

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