内外観
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/31 07:57 UTC 版)
「コーヒーショップ (オランダ)」の記事における「内外観」の解説
外壁や窓にネオンサインやラスタカラーの旗など、一見してコーヒーショップとわかる店もあれば、看板がなければわからないような普通の外観の店もある。大抵前者は繁華街に、後者は住宅街にある。両者に共通するのはドアが開いたときに外に漏れてくる大麻の煙の匂いである。前述の規則を違反すると、罰金及び一時的又は恒久的な閉鎖もあるので、店の入り口には用心棒がいる事が多い。身分証明書(オランダ国民は法律で携帯が義務付けられている)の提示を求められ、所持しないものは入店を許可されないこともある。 基本的に以下の製品がカウンター越しに売られる。 マリファナ(乾燥大麻)とハシシ(大麻樹脂) - グラム単位で売る店と、10ユーロ分等に小分けされたプラスチックの袋単位で売る店がある。 ジョイント - タバコと大麻を混ぜて巻いた物。 スペースケーキ、クッキー、マフィン - 単にウィード、ハッシュケーキ等とも言われる。大麻を使って作ったお菓子。調理方法や使用する大麻の量と質によって効き目が変わり、体内で消化するのに時間がかかるので吸引した場合に比べて効果が格段に長い。適量の判断が難しい為、上級者向けのメニューである。 色々な種類の巻紙やパイプ等の喫煙具 大麻製品を購入後、店内で摂取できる。飲み物やお菓子、簡単なスナック、店によっては豊富な食べ物メニューがある。チェスセットやボードゲームを借りて遊んだり、店に置いてある雑誌を読んだりしてゆっくり過ごす人も多い。 2008年7月1日に施行された禁煙法のために、店内でタバコやジョイントを吸うことを禁止している店もあるが、法がコーヒーショップの存在意義と相反するものであるため、販売を継続している店もある。また、売り場カウンターと喫煙ルームを改装して分けた店もある。
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