ランサーエボリューションVIII MR
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「三菱・ランサーエボリューション」の記事における「ランサーエボリューションVIII MR」の解説
2004年2月13日発売。型式名“GH-CT9A”。通称“エボVIII MR”または“エボ8.5”。 ギャランGTOから続くMRのネーミングを冠した、エボVIIIの熟成型モデル。 ビルシュタイン社製ダンパーを採用し、ドア内部のサイドインパクトバーをアルミ化、量産車で初となるアルミルーフの採用により、約10kgの軽量化を達成した。またオプションとしてルーフ上に取り付ける「ボルテックス・ジェネレーター」が用意された。アルミホイールはエボVIIIのエンケイ社製の17インチ6本スポークに加え、BBS社製の17インチ鍛造軽量アルミホイールがメーカーオプションとなった(エボIX、エボワゴンにもメーカーオプションで設定)。外見上のエボVIIIとの相違点は、ヘッドライトとリアコンビランプがブラックアウト、ウイング翼端板のガンメタリック(アイゼングレー)塗装、アルミルーフ採用に伴うルーフパネル端部のプレスリブに留まる。また、このモデルではタービンがエボVおよびエボVIと同じ大容量タービンが採用され(GSRとRS6速MT車のみ。RS5速MT車はエボVII、エボVIIIと同じタービン)、カムプロフィールもVIIIに比べ高回転向きに変更されている。またこのモデルのRSグレードは、CT系(いわゆる第3世代エボ)中で最も軽量である。 グレード体系グレードエンジン型式エンジン排気量最大出力最大トルク変速機車重RS 4G63(ターボ) 直列4気筒DOHC16バルブICターボ 1,997 cc 280 ps / 6,500 rpm 40.0 kg・m / 3,500 rpm 5速MT 1,310 kg 40.8 kg・m / 3,500 rpm 6速MT 1,360 kg GSR 1,400 kg
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