マンガン‐ノジュール【manganese nodule】
読み方:まんがんのじゅーる
マンガン・ノジュール(Mangan Nodule)
ハワイ近海2,800mの海底 標本の幅約2cm
海底で出来た二酸化マンガンを主成分とする黒色団塊状の沈殿物です。
クリプトメレーン鉱(KMn8(O,OH)16)を主体としています。
マンガン団塊
(マンガン・ノジュール から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/03 07:33 UTC 版)
マンガン団塊(マンガンだんかい、英: manganese nodule)、多金属団塊 (英: polymetallic nodule) とは、深海の海底に存在する球状の凝結塊であり、コアの周りに同心円状に水酸化鉄と水酸化マンガンが層状に凝結したものである。コアは、微化石(放散虫や有孔虫)の殻[1]や、燐灰石などのリン酸塩鉱物に置換されたサメの歯[1]や、玄武岩のデブリ、さらには既に形成されていた別の団塊(ノジュール)の破片であることもある。 コアは顕微鏡的大きさであることもあり、結晶化作用により完全にマンガン鉱物に置換されていることもある。
- 1 マンガン団塊とは
- 2 マンガン団塊の概要
固有名詞の分類
- マンガン・ノジュールのページへのリンク