げっ‐ちょうせき〔‐チヤウセキ〕【月長石】
げっちょうせき〔ゲツチヤウセキ〕【月長石】
月長石(MoonStone(Anorthoclase))

北朝鮮咸鏡北道吉州
(Na,K)AlSi3O8 画像の幅約2cm
見る方向により綺麗な閃光を放つ長石の一種で、ムーンストーンと呼ばれています。
画像中央部で青い閃光を放っている部分が月長石です。
月長石(MoonStone(Anorthoclase))

Camargo,Chihuahua,Mexico
(Na,K)AlSi3O8 画像の幅約2.3cm
珍しい月長石(ムーンストーン)の結晶です。
結晶を見る方向によってムーンストーンに特徴的な光輝を放ちます。
写真中央下の結晶が青白い「月の光」を放っています。
月長石
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/28 10:16 UTC 版)

月長石(げっちょうせき)は、ムーンストーン(英語: moonstone)とも呼ばれ、長石類(サニディンあるいはアノーソクレース)の外観の美しいものが、宝石類に分類されたものである。6月の誕生石である。[1]
性質・特徴

日本では木崎湖や人喰谷などで流紋岩を母岩とする月長石が採れる。
そもそもの語源は、透明度の高い長石類にカボション・カットを施すことによって得られる青色や白色の光沢を月光に見立てたことによる。特に青色のシラー効果をもつものを「ブルームーンストーン」と呼んでいる。元来、スリランカで稀に産出する淡い青色のムーンストーンをブルームーンストーンを呼んでいたが、その後、インドなどで産出される長石もブルームーンストーンと呼ばれるようになったため、特にスリランカ産の青色のシラーがでる美しいムーンストーンを「ロイヤルブルームーンストーン」と呼び、オーストリアのアデュラー山脈で産出されているものは、透明感が高く青く美しい光を放つため「アデュラリアンムーンストーン」と呼ばれている。
古代からムーンストーンには、悪霊を祓い、予知能力を高め、ストレスを和らげ、愛をもたらすと信じられていた[要出典]。
ペリステライト(曹長石の変種[2])やラブラドライトなどと混同されている場合もある。特にホワイトラブラドライトが「レインボームーンストーン」と呼称されるケースがあるが、ラブラドライトはプラジオクレースである。
脚注
- ^ “ムーンストーンの石言葉や効果は?6月誕生石の魅力や意味について解説|BLOOM(ブルーム)公式通販”. BLOOMの公式通販|BLOOM ONLINE STORE. 2025年1月28日閲覧。
- ^ Peristerite(mindat.org)
参考文献
- 松原聰『日本の鉱物』学習研究社〈フィールドベスト図鑑〉、2003年。ISBN 4-05-402013-5。
関連項目
外部リンク
- Moonstone(mindat.org)
月長石
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/28 23:34 UTC 版)
薬湯にした際の効果などは不明だが、喪月神の瘴気に惹かれやすい石のひとつ。
※この「月長石」の解説は、「聖石の使徒」の解説の一部です。
「月長石」を含む「聖石の使徒」の記事については、「聖石の使徒」の概要を参照ください。
「月長石」の例文・使い方・用例・文例
月長石と同じ種類の言葉
固有名詞の分類
- 月長石のページへのリンク