ホテル宿泊客・関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/14 05:25 UTC 版)
「ヴォイニッチホテル」の記事における「ホテル宿泊客・関係者」の解説
クロサワアキラ ホテルの804号室に宿泊している日本人。ホモ。世界殺し屋ランク4位の殺し屋。ライフル銃を使った長距離狙撃が得意。 初めて好きになった女性は後述のスナークという女性で、日本での用事が済み次第プロポーズするつもりだった。しかしホテルをチェックアウト後、日本へ出立する前にスナークに殺害される。その後、タイゾウを突き止めた間宮姉の元に幽霊として現れ、手を引くように忠告する。 ハラキ ホテルの402号室に宿泊している日本人。メガネをかけた若い青年で漫画家。趣味はジターリング。エレナとカリエに好意を寄せていたが想いは実らず、カリエによって「メルチェロ」という麻薬の中毒にされる。 代表作は「爆裂魔法少女☆メルティちゃん」。アニメ化されるほど売れたものの、たびたび原稿を落とした結果、連載も打ち切られる。 意気消沈した上に禁断症状が出始めていたが、メルチェロ本人の幽霊から諭されたことで服用をやめる。 タマラ 髪をポニーテールにした浅黒い肌の女性。「メルチェロ」を島で密売して荒稼ぎしている。カリエやミーシャと共に303号室に宿泊し、部屋で「メルチェロ」の原料になる草を栽培している。島のギャングから依頼を受けたクロサワに射殺される。 カリエ 肩までの髪の女性。「メルチェロ」撲滅のため、合衆国から派遣されたDEA(麻薬取締局)の潜入捜査員。「メルチェロ」の快楽の虜になってしまい、任務のことはどうでもよくなっている。「メルチェロ」を吸いながら自慰にふけるのが好き。 ミーシャ 金髪の女性。「メルチェロ」密売グループの1人。タイゾウに興味を持つ。男を落とす際は薬物中毒にするのが常套手段。カリエとともにクロサワの狙撃から逃れ、無一文で逃走する。 カンドレイ=ウメダ ヴォイニッチホテルの支配人。日系人で、常に覆面をかぶっている長身の男性。ホテルの経営が貧窮するなかでも戦災孤児に資金提供する慈善家。即興のエキシビジョンマッチで、チャック=ノリスの前歯をへし折ったという逸話(真偽は不明)がある。間宮姉に握手で右手を折られる。 エミリア ヴォイニッチホテルの女性コック。巨乳。ネガティブで、何かあるとすぐに自殺を図るが、臆病なため実行に移せないでいる。また道連れを作ろうと料理に殺鼠剤を混ぜる画策をするも、エレナに臭いでバレる。オーナーに好意を抱いているが、その愛情表現はかなり歪んでいる。両親と弟を地雷で亡くした後、拒食症になっていた過去を持つ。料理はギシュランガイドに三つ星として紹介されるが、酷評されるシーンもある。 自称・面倒臭くない処女。 間宮(まみや)姉妹 姉妹の殺し屋。姉妹とも眼が黒く、白目が無い。世界殺し屋ランクの11位(クロサワの死後はさらにランクが上がる)。二人とも好戦的な性格で、仕事とは無関係な人間でも平然と殺す。ヴォイニッチホテル最上階のスイートに宿泊。タイゾウの殺害を依頼されて島に来た。 姉は長身で巨乳。拳銃使い。猫好きで、猫を可愛がるときは全裸になり、捕食を試みる。過去にホモと知らずクロサワに告白して振られた。タイゾウの居場所を突き止めるが、エレナの力で右腕の皮膚と筋肉を吹き飛ばされたうえに首をねじ切られ、その首は見せしめとしてホテルの屋上に晒される。 妹は外見も言動も幼いが21歳。ナイフを両手に持って戦う。姉よりは冷静で観察眼もある。甘党。デザートが気に入るとシェフを呼びつけて礼を言う。スナークとの戦闘で胴と両腕を一度に切断され瀕死となる。ベルナの手により接合され一命を取り留めるが、この際左右の手を間違えて繋がれる。腰にディケイドライバーに酷似したベルトを巻いている。 来栖 リカ(くるす リカ) 日本のアイドル。巨乳。撮影クルーとともにブレフスキュ島に訪れ、ヴォイニッチホテルに宿泊する。タイゾウが彼女のファンであり、エレナは嘔吐するほど嫉妬する。その様子を気遣ったベルナが、ホテルに潜む幽霊を使って彼女を脅かし、追い出した。 テネブラルム 「三人の母」の1人。スペイン軍の毒矢を受けて死亡し、ヴォイニッチホテルの建つ森に埋葬されていた。死後は正気を失い、ゾンビのような姿となって死臭と汚物をふりまきながらヴォイニッチホテルの地下ボイラー室に出没する。肌は褐色で、胸に肋骨が見えるほどの大きな傷がある。ハカセに告白されてから正気を取り戻し、ハカセの強い要望で探偵団の一員となる。魔女の力は残っているが制御できず、そばにいるハカセの体が治る一方、本人の体はもろくなっていく。キューティクルはほぼゼロ。
※この「ホテル宿泊客・関係者」の解説は、「ヴォイニッチホテル」の解説の一部です。
「ホテル宿泊客・関係者」を含む「ヴォイニッチホテル」の記事については、「ヴォイニッチホテル」の概要を参照ください。
- ホテル宿泊客・関係者のページへのリンク