プリムロゼ編関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/05 04:13 UTC 版)
「OCTOPATH TRAVELER」の記事における「プリムロゼ編関連」の解説
ジェフリー・エゼルアート プリムロゼの父親。ノーブルコートの元領主。 厳格ではあるがプリムロゼやレブロー男爵らをはじめ多くの者に慕われており、ジェフリーが領主であった頃のノーブルコートは平和だった。「己を信じ、貫け」が口癖で、この信念はプリムロゼにも受け継がれている。 ノーブルコートで勢力を増してきた黒曜会から再三協力を持ち掛けられるも頑なに拒み、幾度も命を狙われたが、屈することなく黒曜会の実態を調査し、首謀者・目的・つながり、そしてフィニスの門の存在に行き着いた。だがそれを嗅ぎ付けられ、10年前にシメオンらによって暗殺された。 ユースファ サンシェイドの酒場で働く踊り子。 幼い頃に酒場に売り飛ばされ、誰とも群れず孤独な毎日を送っていた。ある日、他の踊り子にいたぶられていた時にプリムロゼが助けてくれたことから、プリムロゼが本当は優しい性格だと見抜いており、友達になりたがっていた。酒場から抜け出そうとしたプリムロゼを手引きするも、ヘルゲニシュにばれてしまい拷問を受け、プリムロゼの目の前で殺害された。 アリアナ エゼルアート家の元侍女。29歳。 ジェフリーが暗殺されたことで仕事を失い黒曜館で娼婦をしていた。ルフスの死亡後は、ナタリアのメイドとなる。 オラン 黒曜館への送迎を担当していた男。34歳。 極度な不愛想で色仕掛けにも動じないが、酒場のバーテンダーには頭が上がらない。ルフスの死亡後は、ナタリアの御者となる。 レブロー ノーブルコートの元自警団副団長。53歳。 若かりし頃は荒くれ者だったが、ジェフリーに諫められて以来、自らの身の振り方を改め、彼と共に町を守るため自警団を立ち上げた。妻のアンナとはその後にジェフリーからの紹介で知り合い結婚し、一人息子のジャンを儲けた。ジェフリーが殺されてからは独自に黒曜会を調査していたが、仲間が何人も殺されたことで自分では太刀打ちできないと諦めていた。再会したプリムロゼの固い決意に心を動かされ、彼女と共にアールバスの元に乗り込んだ。 ヘルゲニシュ サンシェイドの酒場の支配人。 プリムロゼをはじめ何人も踊り子を抱えてているが、極めて横暴で自分に歯向かう者には容赦せず、命を落とした者も多い。店の看板踊り子であるプリムロゼを高く買っているが、店の売り上げを伸ばす道具としか見ていない。店を抜け出したプリムロゼを連れ戻すため、部下を率いて待ち伏せるもユースファを殺したことで見限られ返り討ちにあった。 ルフス 黒曜会の幹部。左腕にカラスの刺青がある男。 スティルスノウ外れにある黒曜会の娼館「黒曜館」の管理をしている。黒曜会の組織網を握っており、組織の存在を知った者への粛清を担当し、過去に多くの者を葬っている。娼婦を補充するためヘルゲニシュの酒場を訪れ、ヘルゲニシュに合流場所への地図を渡す。これがプリムロゼの旅立ちのきっかけとなった。死の間際、プリムロゼにノーブルコートに真実があると打ち明け息絶えた。 アールバス・エルメロ 黒曜会の幹部。右腕にカラスの刺青がある男。 黒曜会の資金と権力を握っており、左腕のルフスと合わせることで組織はうまく機能している。かつてはノーブルコートの自警団団長で、ジェフリーの死後は黒曜会に殺されたと思われていたが、実際は黒曜会の力がエゼルアート家を上回ろうとしていたことから、ジェフリーを見限り黒曜会の重役となっていた。乗り込んできたプリムロゼに対し、ジェフリーを侮辱したことで彼女の怒りを買い殺された。 シメオン 声 - 原俊之 黒曜会の設立者の一人。首筋にカラスの刺青がある男。 10年前、プリムロゼの父ジェフリーを暗殺した張本人。表向きは劇場作家として活動している。この世に生まれ落ちたこと自体が悲劇であり、他人の人生が壊れることを唯一の幸福とする破綻した価値観を持っている。その悲劇を鑑賞した瞬間だけに生の実感を感じている。元恋人であるプリムロゼを愛してはいるが、彼女が絶望する姿にこの上ない幸福を見出す歪んだ性癖を抱いている。 元はハイランド地方の小国エバーホルドのウィントス王朝の血筋で、当時の正妻の子であったが、愛人の子である兄王子を擁立する勢力との争いでウィントス王朝は滅びテアトルム王朝が立ち、弟王子のシメオンは行方不明となった。後にマティアスと出会い彼と共に黒曜会を作り、以降100年以上に渡り生き続けている。マティアスによると他の幹部にはマティアスのことは話していなかったそうだが、その真意は不明。 10年以上前は詩の勉強をしながら庭師としてエゼルアート家で働いていた。その頃にプリムロゼと出会い互いに惹かれ合っていた。父を失い絶望するプリムロゼを励ますため何度も詩を聞かせていた。彼女がノーブルコートを離れてからは自身も旅に出たため一切会っていなかったが、10年ぶりに帰ってきたプリムロゼと再会し、思い出話に花を咲かせる。アールバスを仕留めたプリムロゼに正体を現し重傷を負わせる。エバーホルドの劇場でプリムロゼを待ち構え、彼女の人生を題材にした劇を見せつける。ジェフリーは復讐を望んではいないのではないかとプリムロゼを揺さぶるも、最後まで信念を貫き通したプリムロゼに殺された。
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