ブラッドソーセージ
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ブラッドソーセージ(blood sausage)とは、血液を材料として加えたソーセージのこと。赤身肉で作ったソーセージと比べると色が黒ずみ、血の風味が独特の強い癖として感じられるが、家畜を無駄なく利用する食品として、ヨーロッパや東アジアの牧畜の盛んな地域で古くから作られてきた。例えばイギリスではブラックプディング(Black Pudding)、ドイツではブルートヴルスト(Blutwurst)、スペインではモルシージャ(Morcilla)、フランスではブーダンノワール(Boudin noir)などと呼ばれ、地域ごとの様々な作り方がある。
- ^ "Blood sausage"(英語)(米国農務省食品成分データベース)
- ^ “ソーセージがもっと食べたくなる歴史”. ニッポンハム. 2021年2月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。
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- ^ “自然が支える草原の食卓 赤い食べ物”. キッコーマン国際食文化研究センター. キッコーマン株式会社. 2017年8月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。
- ^ 栃木の食事編集委員会 (1988). 聞き書 栃木の食事全集. 日本国: 農山漁村文化協会. ISBN 4540880322
- 1 ブラッドソーセージとは
- 2 ブラッドソーセージの概要
- 3 栄養
- 4 参考文献
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