ピンクトードクラス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 09:40 UTC 版)
「ミッドナイトホラースクール」の記事における「ピンクトードクラス」の解説
ペギナンド先生 声 - 大橋ひろ子 ペンギンの骨のおばけで壮年の女性。ピンクトードクラスの担任教師。勝ち気でややヒステリックな面があり、彼女が怒る姿に生徒が怯えることもしばしば。クラスへの愛着が人一倍強い、基本的には生徒思いの教師。 エントン(Enton) 声 - 新垣樽助 煙突のおばけで男の子。アルファベットは「E」。感情が高ぶると頭の煙突から大量の煙と煤を出す。そのため周囲に馴染めず、学校の屋根で独り月を眺めるのがもっとも落ち着けるひと時である。本来は寂しがり屋。一度、ヤムヤム達に脅される形で無理矢理「極悪トリオ」のメンバーになったことがある(すぐに脱退)。 ジーニー(Genie) 声 - 石野竜三 辞書のおばけで男の子。アルファベットは「G」。学内随一の成績優秀者だがやや頭でっかちな印象を受ける。自分の頭である辞書カバーに本を挿入することで本の内容を全て理解・使用することが出来る。ただしその本を取り出せば内容は忘れてしまう。リディーを慕っているも脈は薄い。学内一博識であるため、事件の際は文字通りの生き字引として頼られることも多い。呼び名はさん付けで、敬語で話す。 ノイジー(Noisy) 声 - 半場友恵 マイクのおばけで女の子。アルファベットは「N」。校内放送である「ミッドナイトホラーニュース」のニュースキャスター兼カメラマンであり、いつも校内のスクープを追い続ける。そのせいで他の生徒とトラブルを起こすこともある。誤解を招くようなニュースを報道することもあるが、あくまで事実しかニュースにしないことが彼女のポリシーである。本人いわく「仕事に生きる女」。やや近視眼的なところがあり、チュービーの言葉を一方的に勘違いして全校生徒の前で恋人宣言をした挙句、その後「やはりニュースに生きることにした」とあっさり振ったことがある。 オンプー(Onpoo) 声 - 玉川紗己子 音符のおばけで女の子。アルファベットは「O」。リディー同様歌が好きで、彼女とユニットを組んでコンサートを開いている。音で他人の気持ちを和らげたり高揚させたりする力を持つが、本人もその力を完全に使いこなせていない。機嫌がいいと自分の周囲に音符を出す。 クイッキー(Quicky) 声 - 江森浩子(パイロット版)→草尾毅(レギュラー版) 時計のおばけで男の子。アルファベットは「Q」。ドッキーを「兄貴」と慕い、「階段手すり滑り」の練習の際は常に同伴してドッキーのタイムを計っている。かなりせっかちな性格をしている。調子がいいと少しだけ時間を止められるらしい。ドッキー以外の生徒との関わりが乏しく、作中の人間関係は不詳である。 ロッソ(Rosso) 声 - 中山依里子 消火栓のおばけで男の子。アルファベットは「R」。内気でいじめられっ子だが、ジュノと仲良くなってからは少しずつ心を開くようになった。水を操る能力を持つがまだ不完全。極度のファザーコンプレックスで、学内の消火栓を父親と思い込んでいつも寄り添っている。卒業生のセントエルモの火のために根暗な生徒を集めた「目立たないパーティー」を主催した事がある。 ビンセント(Vincent) 声 - 松岡ミユキ(パイロット版)→岡野浩介(レギュラー版) ゼリービーンズの入った瓶のおばけで男の子。アルファベットは「V」。彼の提供するゼリービーンズは相手の心を読んだり性格を変化させたりと様々な効力を齎す。本の虫で妄想癖があり、他者にはやや不可解な脳内世界を持つ。実は図書館の利用頻度はジーニーよりも多い。マイペースな性格。名前の由来は「瓶」から。 ヤムヤム(Yumyum) 声 - 中尾隆聖 腐ったバナナのおばけで男の子。アルファベットは「Y」。チュービー、ウソップと組んで「極悪トリオ」を名乗っている不良生徒で、2人には「親分」と慕われるリーダー格。学校のガキ大将的存在であり、気弱な生徒をからかって遊ぶのを日課にしている。腐敗臭は強烈で怒ると更に酷くなる。ハエと会話し、自由に操る能力を持つ。彼もまたリディーを慕っているが、全く脈がない。名前の由来は物を噛んだときの「ヤムヤム(英語でのムシャムシャという擬音)」から。 基本的には乱暴者だが、情に厚い一面と強い行動力を持つ。衝撃を与えると頭の中のバナナが飛び出る。 30話では後述のゲストキャラクターであるケッシーに顔を消されてしまい、その際リディーにピンク色のペンキで顔を描き直され、オカマ口調に変化してしまった(翌回以降は、元に戻った)。 ? 声 - 無し 半透明の体でのっぺらぼう。本編で目立った出番は一切ない。他の生徒たちや教師たちからも認識されているのかさえ不明だが、ピンクトードクラスには机が用意されている(隣の席のエントンが挨拶しているシーンがある)。作中では二回ほど登場し、最終話の集合写真にも写っている。また、エンディングにも登場。
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