パーツウォウの競技
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/13 05:49 UTC 版)
Fクラス 勝負の形式は「ダッシュ」。 どのチームもまずはこのランクからスタート。A・Tの基本中の基本である走行能力を磨くランク。勝負方法は、1対1での目的地までの競争。走行中の相手へのみ攻撃が可能。場所の指定は特にない。 Eクラス 勝負の形式は「ハードル」。 UP DOWNと短いジャンプ習得のためのランク。勝負方法は、1対1での目的地までの競争。ウォールライドを利用して、壁のように建設されている建物を登らなければならない。走行中の相手へのみ攻撃が可能。場所は、前述のような建物がある場所ならどこでも可能。 Dクラス 勝負の形式は「キューブ」。 A・Tを使った近接戦闘の習得のためのランク。パーツ・ウォウの中で最も過激で最もポピュラーで最も危険な戦。勝負方法は、1対1での潰し合い。どちらかが戦闘不能になるか、ギブアップするまで続ける。場所は四角い密室であればどこでも可能。 Cクラス 勝負の形式は「エア」。 大ジャンプとそれに伴う姿勢制御習得のためのランク。足場付きのポールを立てる“チュッパチャップ”という勝負方法が代表的だが、地方によって様々な形式がとられる。 チーム戦であり、最後まで足場に立っていた人間がいるチームの勝利。劇中では、時間経過と共に次々に倒されていく台座を奪い合う方式が主流であった(籠れば他の台座に移動する理由がなくなってしまうため)。 また、26巻では小烏丸とスレイプニールの間で編隊を組むプロペラ機の上で「エア」を行った。 Bクラス 勝負の形式は「ディスク」。 勝負方法は、平面のバトルフィールドを使用するフリスビーのチームバトル。相手チーム陣地にディスクを持っていくとタッチダウン=一点となる。取られた方からのディスクキープでリスタート。10点先取で勝利。 攻撃側はディスクを持っている者(ディスクキーパー)のみが相手に、また防御側はディスクキーパーに対してのみ攻撃が可能。 チームの中から「ホルダー」と言われるポジションを1名選び、ホルダー以外のタッチダウンは全て無効となるルールも存在する。 AC(アキュリス)SP(スピア)BD(バハディ)AD(アダーガ)HE(ヘルム)というポジションもあるが、劇中での役割は明らかになっていない。 このランクから初めて「鱗の門トーナメント(グラム・スケイル・トーナメント)」への参加が可能となる。 Aクラス 勝負の形式は「バルーン」。立体的な攻防、技術・精神力、チームワークそしてチームの編成や戦術など、A・Tバトルに必要なあらゆる要素が求められる。 勝負方法は、風船をバトルフィールドに流し、先に手に入れた方の勝ち。5対5の団体戦。 それぞれが風船を追う「パンサー」、オトリ役となる「デコイ」、戦闘の中心「アルテミット」、敵の追撃を阻止する「キーパー」、パンサー以外の全ての補佐をする「ミドル」に分かれる。 「パンサー」のみがバルーンに触ることを許されるため、この役が相手にバレたとたんに戦局が圧倒的に不利になる。このルールのため、実質的に「パンサー」がやられた時点でゲームは終了となる。 そのため、チームの全員が「パンサー」を隠す、あるいは守るために立ち回る必要がある。 「パンサー」を証明するためにそのプレイヤーは服の内側にチームのエンブレムを付けることとなる。 特Aクラス 勝負の形式は「トロパイオン」。 バトルフィールドはトロパイオンの塔。鱗の門トーナメント(グラム・スケイル・トーナメント)」決勝戦は、地球上でこの場所でしか行うことのできない「1対1の無重力空間A・Tバトル」。重力による支えを失い、さらに深度24000mに至る塔の中の超高圧により呼吸で取り入れた酸素が肺胞中で液体化するという深海さながらの状況で戦わなくてはならない。 無重力に慣れた「眠りの森」のメンバーや高気圧下に耐性を持つ「荊の王」に有利な戦闘となる。
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