ニーナ・ウィリアムズ[Nina Williams]
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「鉄拳の登場人物」の記事における「ニーナ・ウィリアムズ[Nina Williams]」の解説
キャッチコピー:サイレントアサシン 格闘スタイル:暗殺格闘術、骨法、合気道をベースとした暗殺格闘術 国籍:アイルランド 登場:全ての作品、パチスロ鉄拳3rd 声:冬馬由美(鉄拳〜鉄拳TT)→リーソル・ウィルカーソン(鉄拳4)→メアリー・エリザベス・マクグリン(デスバイディグリーズ、(鉄拳5〜)、鉄拳TT2のムービーシーン中の台詞、ストリートファイター X 鉄拳(英語版)、鉄拳 BLOOD VENGEANCE(英語版)) / 高山みなみ(OVA、ドラマCD)、田中敦子(鉄拳 BLOOD VENGEANCE)、小林ゆう(ストリートファイター X 鉄拳)、平野夏那子(実写映画版日本語吹替) 一流の暗殺者である父より幼少の頃から暗殺術として骨法を教え込まれ、母親からは護身術として合気道を教えられ、自身も一流の格闘センスを持つ暗殺者となったニーナは、三島財閥頭首三島平八の暗殺の依頼を受け大会に参加する(『鉄拳』)。しかし、殺人はニーナの本意ではない。彼女の優しさこそ格闘家としてのニーナが抱える爆弾である。お互い殺し合うほどの喧嘩をするくらい仲が悪い妹のアンナと大会中に出会い、喧嘩に夢中になるあまり任務に失敗し、アンナとの決着もつかずじまいとなってしまった。妹との決着をつけるため(と一応三島一八暗殺の任務のため)大会に参加(『鉄拳2』)するが、一八暗殺に失敗。三島財閥によって捕らえられ、コールドスリープ試作機の実験台にされる。それから約20年後、世界中では「闘神」による事件が多発し、「闘神」の影響を受けコールドスリープより目覚めるが、実験の後遺症として記憶を失う。「闘神」に操られるまま風間仁を標的として大会に参加(『鉄拳3』)。大会後も記憶は戻らず、暗殺者として仕事を請け負い続ける。そんな時、あるマフィアの依頼により、標的のボクサー「スティーブ・フォックス」を追って大会に参加する(『鉄拳4』)。大会中、スティーブが自分の息子だとわかるが、特別な感情をもつことはなかった。依頼主のマフィアも逮捕され、スティーブを狙う理由もなくなる。その後、自分の妹だと名乗るアンナと数年ぶりに再会する(アンナもニーナと共にコールドスリープ実験の被験者となっていたが、記憶を失うような後遺症はない)。アンナの顔を見たとたん記憶が蘇り、アンナと数日間死闘を続けたが、決着がつかずに終わる。The king of iron fist tournament5でアンナとの死闘に勝利したニーナは、三島財閥の工作員にスカウトされ、世界中で工作活動をはじめた。第6回大会の参加が決定され、風間仁を狙う者を始末するために参加する(『鉄拳6』)。 自分の心情や物事の善悪にかかわらず、自分を雇うクライアントの意志に基づき行動し、契約外の人間関係には無関心か静観を決め込むビジネスライクな性格であるが、その分、物事の真理までも見据えているかのような達観的な考察をする一面もある。基本的には多少のことでは動じないが、アンナが少しでも介入すると、例え任務中であったとしても姉妹喧嘩を優先したり、妹が少しでも自分より上回る部分があると我慢できないという子供っぽい一面もある。 『鉄拳5』のエンディングではアンナにちやほやしている映画スタッフたちを、あらかじめ仕掛けていた爆弾を遠隔操作で爆破して妹と一緒に吹き飛ばし、『鉄拳6』のエンディングでは不意打ちを仕掛けてきたアンナを返り討ちにした後で、口紅でアンナの顔に落書きをするなど、時には過激に、時にはお茶目にアンナを退けている。 『鉄拳7』では鉄拳衆を率い風間仁を捜索していたが、その最中に三島平八が財閥本部に現れ、激闘の末敗北。三島財閥を立て直すため彼の下に付くこととなる。その後、風間仁回収作戦に失敗したため三島財閥から離脱した。新たなクライアントから、マフィアの幹部が集まる結婚式に偽の花嫁として出席してターゲットを抹殺するという依頼を受ける。作戦は成功したがその直後、事態収拾に向かった鉄拳衆に発見されてしまい追われる身となった。このことが影響して、ウェディングドレスはボロボロになっている。スティーブのストーリーでは、この逃走中にスティーブと会い、彼が育った施設と腕の傷について話した。その結婚式は、本来アンナが花嫁として出席する予定であり、彼女からは更に恨みを買う事となる。 年齢は『鉄拳』で20歳、『鉄拳2』で22歳、コールドスリープ後の『鉄拳3』も22歳(戸籍上41歳)、『鉄拳4』〜『鉄拳7』で24歳(戸籍上43歳)。戸籍上ではすでに40代だが、19年間コールドスリープだったため肉体は20代のまま。血液型はA型だったがコールドスリープ中に変貌したらしい。身長161cm、体重49kg。なお、彼女を主人公としたアクションゲーム『デス バイ ディグリーズ - TEKKEN: NINA WILLIAMS』がPlayStation 2で発売されている。好きなものは、トムとジェリーのトムとミルクティーとスコッチ。『鉄拳3』で同じ声優による再収録がなされた。 パチスロ鉄拳3rdにおいては、仁と行動を共にするパートナーとして登場する。 ギネス世界記録ゲーム版において「最もホットな」女性格闘キャラクターに選ばれた。
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