ドワッジ
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テレビアニメ『機動戦士ガンダムΖΖ』及び『機動戦士ガンダムUC』に登場。劇中では後述のドワッジ改も含め、一括して「ドム」と呼称される。 ドムシリーズの最終量産型。砂漠戦に特化しており、生産は一年戦争末期に行われた。熱核ジェット推進装置が強化されたほか、水冷式ラジエーターも強化され、燃料タンクが増設された。燃料タンクの増設により、ホバーの行動時間は大幅に延長された。ホバー走行時の移動制御も大幅に改善されており、市街地や密林といった障害物の多い戦場においてもこれまで以上の戦果が期待される。また、ドムでは内装式となっていた動力パイプが露出しているが、これは放熱効率の向上を目的とした説と、機体性能を向上させたために内装部品が増えた結果、装甲内に格納できなかったとする説が推察されている。一年戦争における連邦・ジオン双方の機体において最高の機動性を誇り、オデッサの戦いに投入されていれば、ヨーロッパ地域はジオンの勢力下のままであったともいわれる一方、生産開始の遅延から投入数は88機と少ない。このドワッジのうち、生産数が多いのはG型となる。 なお、機体呼称の由来はドムの強化改修機にドワッジの名称が用意されていたため、共にドムの強化型である本機とペズン・ドワッジの両機体にその名がつけられたとする説と、ペズン計画の中間期にこのドワッジが開発されたと推察する説がある。 武装・装備 60mmバルカン砲< 頭部にはバルカン砲4門を増設している。装弾数800発。 ジャイアント・バズ 口径380mm。使用弾種はHEAT(成形炸薬弾)。スモーク・ディスチャージャーを装備する。@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}熱による砲身のゆがみを抑えるためのサーマルスリーブが追加されている[要出典]。 ヒート・トマホーク 従来の片刃式を改造し両刃式にしたもの。出力0.77MW。 ヒート・サーベル 出力0.52MWのものを装備。 劇中での活躍 戦後も旧公国軍残党や各種ゲリラ組織などで長期にわたって運用され、ネオ・ジオンのアマサ・ポーラや、アフリカ民族解放戦線の隊長ガデブ・ヤシンらが搭乗。アマサ・ポーラ搭乗機は「ポーラのドム」と呼ばれた。第一次ネオ・ジオン抗争時にはジェネレーターを換装するなど大幅な改修が施されていたようであるが、旧式機であるがゆえにΖΖガンダムら最新鋭機の敵ではなかった。 小説『機動戦士ガンダムUC』では、モーリタニアに潜伏していたジオン軍残党の機体がガランシェールの引き起こしに使われたほか、ニューギニアに潜伏していたジオン軍残党「シンブ根拠地隊」の機体がトリントン基地襲撃に参加している。アニメ版でも、ザクIIの120mmザク・マシンガンを装備して登場した。アニメ版の外伝作品『機動戦士ガンダムUC 『袖付き』の機付長は詩詠う』第7話・第8話にも登場しており、搭乗者はカークス隊ではない人物。武装はリック・ディアス用のビーム・ピストルのみ。小破して機体は放棄されるが、パイロットは無事に脱出を果たす。 備考 デザイン当初は、アクシズで地球降下作戦用にリック・ドムを装備換装したもの、と設定されていた。
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ドワッジ
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「機動戦士ガンダムALIVE」の記事における「ドワッジ」の解説
エピソード4に登場。ドム2機を連れ、三機小隊でファーストガンダムを襲った。ファーストガンダムがガンダムXと戦っている間に、朔也のΖガンダムに3機とも破壊された。
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