ドラコン編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 14:58 UTC 版)
戸川を降して新人戦を優勝した蒼甫だが、谷川から霞見にはまだ勝てないと判断される。蒼甫が霞見に唯一勝っている武器である飛距離をさらに伸ばすべく紹介された練習場で赴く。そこで出会ったのは「飛弾」という飛ばし屋集団、即ちドライビングコンテストの選手達であった。自分の飛距離を軽々と超える打つ相手に「ヒヨコ」とバカにされてしまう。特訓後ドラコンの大会に参加した蒼甫の前に現れたのはドラコン大会3連覇中の皇帝「瓜生明希葉」であった。デモンストレーションですら蒼甫の記録を軽々と超える瓜生に蒼甫は「お前に勝てる気がする」と発言し周囲を敵に回してしまう。瓜生に見下されていた選手達を奮起させるため、瓜生の発言をそのまま自分の発言として喋ったマイクパフォーマンスにより観客と選手を敵に回しながらも蒼甫は皇帝に挑む。
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ドラコン編
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永作 鉄雄(ながさく てつお) 飛ばし屋集団『チーム飛弾』のボスでMAXドラコン選手権の元チャンピオン。蒼甫からは「葉巻ホクロ」と呼ばれている。練習場で出会った蒼甫を「ヒヨコ」と呼び、ドラコン選手の飛距離を見せ付けたがドラコンの特訓を積んで大会に参加した蒼甫を見て評価を改めた(「ヒヨコ」が「豹」に化けたと評した)。「ミスター・ドラコン」と呼ばれるほどドラコンに人生を賭けている。しかしチャンピオンになったのも束の間、翌年に瓜生が現れあっさりと優勝を掻っ攫われてしまう。それ以来、瓜生を敵視しているが年齢による衰えもあって内心では勝てないことを自覚している。それでも諦め切れずに挑んだものの記録は振るわず敗退、打倒皇帝の目標を蒼甫に託す。本当は今年でドラコンを引退するつもりだったが蒼甫に「あんたはまだ終わってない」と発破をかけられ翌年も再びチャレンジすることに決めた。 永作 ひより(ながさく ひより) 鉄雄の孫娘で両親と一緒に鉄雄を応援にドラコン会場へとやって来た。蒼甫のことを「うんこ頭」と呼んで嫌っている。鉄雄が敗れ、それを心底嬉しそうに語る瓜生を相手に泣き出してしまうが、蒼甫から「現実を受け止めろ」「葉巻ホクロの努力をなかったことにするな」と諭され、蒼甫を応援することに決めた。 和光 明(わこう あきら) 蒼甫からは「モヒカンゴリラ」と呼ばれドラコン選手権関東予選で蒼甫と戦った。「チーム飛弾」のメンバーでは永作に次ぐ実力者で、蒼甫は和光の挑発に乗ってしまったことで力みすぎ、実力がまるっきり出せずに敗退する所であった。最後は谷川のアドバイスによりやるべきことを絞った蒼甫に敗れた。 瓜生 明希葉(うりゅう あきは) MAXドラコン選手権三連覇中の圧倒的な実力から「皇帝」の異名を持つ。蒼甫からは「ムキマッチョ」と呼ばれるほどに筋骨隆々の肉体をしている。一見すると好青年に見えるが内心では他のドラコン選手を徹底的にバカにしている。身体を鍛える過酷なトレーニングも欠かさず行ない、会場を盛り上げるマイクパフォーマンスも心得ているなど、良くも悪くもエンターティナーとしては優れている。会社の先輩に誘われてゴルフをプレーした際、初心者の自分の飛距離に負けて悔しがる顔を見たことがキッカケで、自分に負けて悔しがる相手の顔を見て愉しむという歪んだ喜びに目覚めてしまった。皇帝の異名の通り圧倒的な実力を持っておりデモンストレーションの打球ですら他の選手は太刀打ちすら出来ない。蒼甫のことも凡百の選手としか思っていなかったが一球ごとに飛距離を伸ばし、自分の領域に入ってきた蒼甫が自分を倒し得る敵と認識した時には既に手遅れであり、最後の打球で自身の最高記録である431ヤードを越えられてしまう。蒼甫の打球はフェアウェイを外れOBとなったため、結果として「優勝」は瓜生であったが、ドラコンの真髄は飛ばすことである以上「真の勝者」は間違い無く蒼甫であることを、自分を盛り上げるために利用してきた観客の歓声がそれを証明していた。 馬場園 宏巳(ばばぞの ひろみ) ゴルフ雑誌『週刊ホールインワン』の記者。ドラコン選手権で蒼甫を知り取材を試みるが記者としての才能はあまりなく編集長からも下っ端扱いされている。蒼甫の武者修行の出発に偶然居合わせ、蒼甫は必ず大物になると独断で密着取材を行うことを決め武者修行に参加(後に編集長からはその気概を認められ独占取材の許可を得ている)、海外に取材出ることが多く英語は堪能。怪獣ピグモンのような外見をしており人間扱いされないことが多い。蒼甫達と共に武者修行の旅から帰国した。 須藤 美沙子(すどう みさこ) ヨガ教室の講師で谷川の知り合い。身体の柔軟性を得るためにドラコンの訓練の一つとして蒼甫にヨガを教えている。 小室 健太郎(こむろ けんたろう) 中学時代に蒼甫を狙ってきた暴走族だったが、その時ボコボコにされて以来蒼甫に心酔している。父親にキックボクシングを習っているため、その威力には蒼甫も一目置いている。腰の回転を学ぶためにドラコンの訓練の一つとして呼び出された。やたらと改造したバイクに乗っており、通称「地獄の召喚獣」と呼ばれている。自分より弱い相手は認めないため、松丸を蒼甫の腰巾着扱いして敵視している。
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