チーム・ポッシブル
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「キム・ポッシブル」の記事における「チーム・ポッシブル」の解説
キム・ポッシブル (Kim Possible) 声 - 小笠原亜里沙/英 - クリスティ・カールソン・ロマノ(英語版) フルネームはキンバリー・アン・ポッシブル (Kimberly Ann Possible)。ミドルトン高校在学。赤いヘアーに甘い笑顔で、世界を救うために日夜戦い続けながら普通の生活も送るスーパーガール。親友で助手のロンとは幼稚園時代からの付き合い。運動神経抜群で学園のチアリーダーでもある。口癖は「どうってことない」「どんな状況?」「私にできないことはない」など。「ポッシブル家にできないことはない」というように彼女も大抵のことは何でもできてしまうのだが、逆にできないことがあると必ずマスターしようとする完璧主義者な一面も持っている。男の子に対しては奥手で、憧れのジョシュ・マンキーの前では緊張してしまう。ジョシュとデートもするようになるが旧シリーズ終盤に別れ、その後にロンと結ばれる。歯並びは矯正によって直った。趣味はだっこ人形を集める事だが、家族とロン以外には秘密にしている。ホットドッグにマシュマロをのせて食べるのが好き。 新シリーズでは父・ジェームスのお古の車をティムとジムに改造してもらって任務の移動で車を使うようになったり、今まで使っていた任務の服が破けてしまい新しく紫のラインが入ったスーツに新調している。 ロン・ストッパブル (Ron Stoppable) 声 - 日野聡/英 - ウィル・フリードル(英語版) フルネームはロナルド・ストッパブル (Ronald Stoppable)。キムの助手であり、世界を救う任務にはほとんど同行する、パッと見は気弱な少年。おだてに乗りやすく、自分を過大評価する所もあるが、幸か不幸かキムの役に立つ事は多い。興味の無い事には、たとえ世界の平和がかかっていても「興味が無い」と突っぱねる面もある。任務中によくズボンが脱げる。口癖は「ブーヤー! (Boo-yah!)」(原語版のみ・日本語では「やったー!」と訳されている)。ユダヤ教徒。 実は悪のパワーが入ると、キムも手をやく程の相当な力を秘めていて、かなり危険な悪者になる。キムやシーゴー曰く、ドラッケンよりも悪の才能があると言わしめるほどである。 料理の才能があり、家庭科クラスですばらしいケーキを作ったり、自ら開発したナコというオリジナル料理をブエノ・ナチョでよく注文している。そのノベルティで大金持ちになったことも。 幼年時代のサマーキャンプのトラウマから大のモンキー嫌いであるが、モンキー・フィストとの闘いの最中にルーファスと共に「モンキーの魔力(中国拳法「猿拳」に似た格闘技「タイシンペッカー(大聖劈掛)」を軸に超常能力を採り入れ発展させた超人的東洋武術。伝授場所は中国ではなく日本)」を身につけており、時にそれを発揮する。 長編ではいつもドラッケンやシーゴーの罠にキムと引き離され悲しむが、ブエノ・ナチョを様変わりされた怒りで敵を脅かすパワーを見せる。 新シリーズでは持ち前の逃げ足を活かし、学校のフットボールのスター選手になるなど成長も見せるが、大学の合格通知が来ないなど劣等生的な面も残している。家庭では義理の妹のハナができた。また、社長を助けた縁でスマーティー・マートでアルバイトを始める。 ルーファス (Rufus) 声 - まるたまり/英 - ナンシー・カートライト ロンの飼っているハダカデバネズミ。言葉を理解し、自分も片言に話せる。ゲームなどではロンと対等以上に戦える。いつもロンのズボンのポケットに入って作戦についてくるが、ロンより役に立つ場面が多々ある。好物はチーズの入った食べ物。 ロンはルーファスをスマーティー・マートのセールで購入した。ペットに選んだ理由は、「パパがアレルギーだから毛の無い動物を選んだ」とのこと。『リロ・アンド・スティッチ ザ・シリーズ』にクロスオーバー出演した際に、試作品と間違えられたことがあるが、キムと共にドラッケンから助けたスティッチに識別してもらって誤解が解け、共闘したリロにロンのポケットを「ぴったりのお家」と紹介された。 ウエイド・ロード (Wade Load) 声 - 木村良平/英 - タージ・モーリー(英語版) 10歳の少年にして高校と大学を卒業している天才。キムへの救助依頼は彼が作ったキムのウェブサイトアクセスでやってくる。彼が作成したキム専用の通信機キムニケーターで助けを求めてきている人の情報をキムに送る。また様々な情報解析を短時間で終わらせ、キムに的確に送る役割を持っている。母親と2人暮し。 旧シリーズでは終盤まで外出を一切せず、キムもロンも生身の彼に会った事は無く、画面を通じて話をするだけだった。旧シリーズのラストに近い「チーム・インポッシブル」というエピソードで、キムとロンは本物のウエイドに会う事が出来た(厳密にはそれ以前に未来世界のウエイドに会ったが、無かった事になっている)。 シーズン4では、ロンの代わりにキムとチームを組んだり、キムニケーターを没収されたキムにわざわざ情報を馬に乗って知らせに来たりするなど、何度も顔を会わせており、引きこもりではないらしい。
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