シリーズ1のあらすじ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/25 05:01 UTC 版)
「ダーク・マテリアルズ/黄金の羅針盤」の記事における「シリーズ1のあらすじ」の解説
原作三部作の第一部『黄金の羅針盤』に基づく。 平行世界を舞台とし、主人公の少女ライラの住む世界は我々の世界と似ていると同時に異なる。人間には魂である守護動物「ダイモン」が付き添い、思春期まではダイモンはその姿を変えることができる。ダイモンが死ねば人間は死に、人間が死ぬとダイモンは消える。抑圧的な宗教組織「教権」(マジステリアム)が人々の生活を支配する。世界には魔法や言葉を話す動物が存在する。一部の人間は平行世界の間を行き来する。教権は、極北のオーロラを通じて別世界から降るダストを「原罪」として危険視し、ひそかに子供たちをダイモンと切り離す実験を行う。 著名な探検家アスリエル卿の姪であり、オックスフォードの学寮で育てられたライラの周りで、親友のロジャーら子どもたちが誘拐される事件が相次ぐ。 ライラはロジャーを探すため、この世に6個しかない真理計をひそかに持ち、コールター夫人に同行してロンドンに行く。コールター夫人が教権と結びつき、誘拐の黒幕であることを知って逃げ出し、誘拐された子供たちを探す船上の少数民族ジプシャンに同行して極北へ向かう。自分がアスリエル卿とコールター夫人の間の不義の子であることを知る。よろいグマの前王イオレク、気球乗りスコーズビー、魔女セラフィナらの助けを得る。 ライラは教権の誘拐組織ゴブラーの基地を破壊し、誘拐されてダイモンと切り離されつつあった子供たちを救い出す。母を敵に回し、囚われの父を探しに気球で北へ向かう。イオレクの王座復帰を助け、父と再会する。アスリエル卿は別世界への窓を開くため、別世界からオーロラを通してダストが降り注ぐ下でロジャーとダイモンの絆を断ち切り、エネルギーを噴出させる。父に続いてライラも別世界へ渡る。 世界間を自由に移動するボーリアル卿は、やはり世界間を移動する探検家グラマンの息子ウィル・パリーを別世界のオックスフォードで見つける。ウィルはボーリアル卿の手下を殺してしまい、警察から逃げて世界間の窓を通る。
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シリーズ1のあらすじ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/21 00:37 UTC 版)
「フランケンシュタイン・クロニクル」の記事における「シリーズ1のあらすじ」の解説
19世紀初頭のイギリスでは医学が急速に進歩し、生体電気についてのガルヴァーニの発見がもてはやされる。死体解剖の需要が高まって死体の盗掘が盛んとなり、政府は解剖医への死体の提供を合法化する解剖法の成立を進めるが、死者の復活を信じる人々は反対する。 退役軍人で水上警察勤務のジョン・マーロット警部はアヘン密輸の取り締まり中に、8人の子供の肉体がつなぎ合わされた死体を発見する。解剖法成立を進める内務大臣のピールは、反対派による陰謀だと疑い、マーロットに隠密捜査を命じる。マーロットは地元警察のナイチンゲール巡査の協力を得て、不明児童を捜索し子供を殺す怪物の噂を調べる。手がかりを得てウィリアム・ブレイクや『フランケンシュタイン』の著者メアリー・シェリーに会う。自らの梅毒の感染で死なせた妻子の幻と梅毒の症状がしばしばマーロットを苦しめる。 やがてメアリー・シェリーも加わって死体の蘇生実験が実際に行われ、『フランケンシュタイン』の一部は真実であったことが分かる。事件は"フランケンシュタイン殺人事件"として報道される。自分が犯人だと告白する遺書を残し、外科医が自殺を擬して殺される。ピールは陰謀を尽くして解剖法を成立させる。捜査を続けるマーロットは、法案に反対していた医者のダニエル・ハーヴェイが真犯人だと知るが、殺人罪の濡れ衣を着せられて死刑に処される。だがマーロットはダニエルによって蘇生させられ、たがいに魅かれあうようになったダニエルの妹ジェマイマとともに陰謀を暴くことを誓う。
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