コンピューティング・プラットフォームとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > コンピューティング・プラットフォームの意味・解説 

コンピューティング・プラットフォーム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 05:12 UTC 版)

Rosetta@home」の記事における「コンピューティング・プラットフォーム」の解説

Category:分散コンピューティングプロジェクト」も参照 Rosetta@home アプリケーションと BOINC 分散コンピューティングプラットフォームは、WindowsLinuxmacOS各 OS利用可能である。 BOINC は、FreeBSD のような他のオペレーティングシステムでも動作するRosetta@home参加するには、クロック速度500MHz以上の中央処理装置(CPU)、200メガバイト空きディスク容量512メガバイト物理メモリインターネット接続が必要である。2017年10月3日現在、Rosetta Miniアプリケーション現在のバージョンは3.78である。現在の推奨BOINCプログラムバージョンは7.6.22である。ユーザーの BOINC クライアントワシントン大学Rosetta@home サーバー間の通信には標準ハイパーテキスト転送プロトコル (HTTP) (ポート80) が使用されパスワード交換時には HTTPS (ポート443)が使用される。BOINC クライアントリモートおよびローカル制御ではポート 31416 とポート 1043 を使用しているが、これらはファイアウォール内側にある場合は特にブロック解除要する可能性がある。個々タンパク質データを含むワークユニット (英語版) は、ワシントン大学Baker研究室にあるサーバーからボランティアコンピュータ配信され割り当てられタンパク質の構造予測計算する与えられタンパク質の構造予測重複避けるために、各ワークユニットランダムなシード番号 (英語版) で初期化される。これにより、各予測は、タンパク質エネルギー地形沿って下降するユニークな軌跡を得ることができる。Rosetta@home からのタンパク質構造予測は、与えられタンパク質エネルギーランドスケープにおけるグローバルな最小値近似値である。このグローバルな最小値は、タンパク質の最もエネルギー的に有利なコンフォメーション、すなわちネイティブな状態 (英語版) を表す。 Rosetta@home グラフィカル・ユーザー・インターフェースGUI)の主な機能は、シミュレーションされたタンパク質の折り畳みプロセス中の現在のワークユニット進行状況表示するスクリーンセーバーである。スクリーンセーバーには次が表示される: タンパク質の構造(左上) ターゲットとなるタンパク質が、最も低いエネルギー構造求めて様々な形状(コンフォーメーション)に変化している様子 (中央上) 最近構造 (右上) 現在の最も低いエネルギー構造 (その下) すでに決定されている場合真の構造 グラフ(中央) 受け入れられモデル熱力学的自由エネルギーグラフ (右端) 受け入れたモデルとネイティブモデルの構造的な類似性を示す、受け入れたモデル平均二乗偏差(RMSD) (英語版) のグラフ (その下) 受け入れられモデルのエネルギーグラフの右側RMSDグラフの下には、これら2つ関数結果用いてモデルの改良が進むにつれてエネルギーRMSDプロット 他のBOINCプロジェクト同様にRosetta@homeは、ホストOSアカウントログインする前にアイドル状態コンピュータ電力使ってユーザコンピュータバックグラウンド実行されるプログラムは、他のアプリケーションが必要とする CPU からリソース解放し通常のコンピュータ使用影響与えない多くプログラム設定は、ユーザーアカウント環境設定を介して指定することができる。プログラム使用できる CPU リソース最大割合持続的な容量実行されているコンピュータ消費電力発熱制御するため)、プログラム実行できる 1 日時間帯、その他多く設定がある[要出典]。 Rosetta@home ネットワーク上で動作するソフトウェアである Rosetta は、Fortran書かれオリジナルバージョンよりも開発容易になるように C++書き直された。この新バージョンオブジェクト指向で、2008年2月8日リリースされた。ロゼッタコードの開発はロゼッタコモンズによって行われている。このソフトウェアはアカデミックコミュニティに自由にライセンスされており、製薬会社には有償提供されている。

※この「コンピューティング・プラットフォーム」の解説は、「Rosetta@home」の解説の一部です。
「コンピューティング・プラットフォーム」を含む「Rosetta@home」の記事については、「Rosetta@home」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「コンピューティング・プラットフォーム」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「コンピューティング・プラットフォーム」の関連用語

コンピューティング・プラットフォームのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



コンピューティング・プラットフォームのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、WikipediaのRosetta@home (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS