カーメン城
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 18:01 UTC 版)
「ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章」の記事における「カーメン城」の解説
ルナフレア 声 - 水谷優子(コミックCD版) / 冬馬由美(劇場アニメ版) カーメン騎士団長ボルゴイの娘で、カーメン流二刀剣術「霞の小太刀」の使い手。 老師タルキンと共に赤ん坊のアルスを滅びゆくカーメン城から脱出させて以降、彼の親代わりの1人となる。母を知らずに育ったため、性格は基本的に男勝りで強気だが女性らしい優しさも持つ。アルスとキラにとっては最初の剣術の師匠であり、姉のような存在。剣の腕前は、実際に交戦したサーバインやアルスの剣術を見たジャガンからも高く評価された。 アッサラームで魔剣ネクロスに支配されたキラの兄・剣王サーバインと戦い、共に戦っていたギラン共々、幻魔剣の傷を受けてしまう。傷が塞がらず出血も酷い中で、アルスとタルキンに連れられ、教会に赴き、アルスの無事を精霊ルビスに祈りながら力尽きる。死後、亡骸はアッサラームに埋葬され、遺髪と光の指輪はアルスを通じて、父・ボルゴイの手に渡った。 アルスの仲間で最初の戦死者となったルナフレアだがバラモスゾンビ戦では光の指輪を介して、アルスに助力し、アルス一行の船に名が与えられ、ジャガンとの戦いで命を落としたアルスがアケロンの河に来た際には、アルスに生きる意思を取り戻させると、死後もアルスたちの支えとして生き続けた。 劇場版では、剣術において、アルスを厳しく指導しながらも、日常においては、アルスを思いやる優しさも見せた。アルスがマンイーター退治で使用した剣は、ルナフレアのもの。 老師タルキン 声 - 仲木隆司(コミックCD版) / 千葉耕市(劇場アニメ版) 元カーメン王国の大神官。 ルナフレアと共に赤ん坊のアルスを滅びゆくカーメン城から脱出させて以降、親代わりとなって、イシスの隠れ家でアルスを育てた。少々スケベで調子に乗りやすいが温和な物腰の好々爺。アルスに対しては孫のような感情も抱く。ヤオ同様に衣装がよく変わっていた。 アッサラームにおいて、ルナフレアが戦死、ギランは療養、タオも付き添いに残ったことから、アルス一行で唯一の大人となり、まだ子供のアルスたちの大きな支えとなる。 魔法系統の能力は高く、僧侶系の呪文であるホイミ系やバギ系だけでなく、メラ系やヒャド系の呪文をも使いこなす。加齢を理由に回復呪文はベホイミが精一杯と語っていたが、獣兵団との戦いではベホマも使用。ポロンが賢王として覚醒するまで、パーティにおける魔法使いの役目を一手に引き受けていた。反面、老齢ゆえに格闘戦は苦手で体力が持たない。 獣王グノンの放つモンスターの大群相手に奮闘するが、ついに進退窮まったところで覚悟を決め、アルス達を救うためにグノンに対し、メガンテを放ち、残っていたモンスター達もろとも塵となるもグノンには通用しなかった。しかし、タルキンの行動は、ポロンの覚醒とアリアハンの住人たちの決起に繋がった。戦闘終了後、アルス一行とアリアハンの住人たちの手で葬儀が行われ、ルイーダの酒場には、タルキンや彼と同じく戦死したポロンの子分たちの絵も飾られた。 彼の魂もルナフレアと同じようにアケロンの河に留まっており、彼女と共にアルスに生きる意思を取り戻させた。 劇場版では、アルスに魔法の指導を行い、魔法を使う心構えを説いた。マンイーター事件で成長したアルスの姿を見た際には「ロトの勇者」と呟く。 ボルゴイ 声 - 笹岡繁蔵(コミックCD版) 元カーメン騎士団長でルナフレアの父。 カーメン王の異変にいち早く気付き、ルナフレアと共にアルスを救出するも魔物を食い止めるために自らは城に残り、カーメン兵の亡霊と共にカーメン城を守っていた。凄まじい激闘の末に失明してしまったが剣の腕は衰えていない。 娘ルナフレアの死については武人の務めと割り切るそぶりを見せていたが、夜更けに人知れず、涙を流していた。 最終決戦に義勇軍を集めて参加。異魔神撃破後、世界樹が世界中に散らせた花弁の蘇生効力により視力が回復した。 カーメン4世 カーメン王国国王にしてアルスの父親。 戦いでは自ら先頭に立つ勇猛な王だったが、アルスが生まれる前に魔物に入れ替わられてしまい、行方不明になる。 エピローグにて、王妃と共に戻ってこれたことが、確認された。完全版では、記憶と姿を奪われ、魔物に変えられて、リルパの元に留まっていたことが明らかになり、最終決戦終了直後に元の姿に戻り、アルスと初めての対面をする。 ローザ アルスの母親でカーメン王妃。 生まれたばかりの息子に邪悪な名が授けられようとした刹那に割って入り、聖なる名「アルス」を名付ける。その直後にバシルーラで異次元に飛ばされてしまう。その後は、夫のカーメン4世同様に記憶と姿を奪われ、リルパと行動を共にしていたが、最終決戦終了直後に元の姿に戻り、アルスとの再会を果たした。 カーメン騎士団 カーメン城を守る騎士団。 魔物たちとの戦闘で全滅するが、死してなお亡霊となって、カーメン城に留まり、不死身の騎士団として魔物たちを退けてきた。 剣だけではなく、メラなどの初級攻撃呪文も使用できる。亡霊であるため武器や魔法はすり抜けてしまい、邪悪な意志ではないためニフラムも無効化する。 ゴルゴナに蘇らされたバラモスの攻撃によって消滅してしまうが、冥界でアルスを守り、光の指輪に導かれ昇天していった。
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ネクロゴンド大陸に位置し、ロトの子三兄弟の次男カーメンの子孫が王の城。元は魔王バラモスの城だった。
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