エレベーターズ後のキャリアとは? わかりやすく解説

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エレベーターズ後のキャリア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/10 04:33 UTC 版)

13thフロア・エレベーターズ」の記事における「エレベーターズ後のキャリア」の解説

ロッキー・エリクソンマリファナ所持容疑逮捕された後にドラッグ使用による精神錯乱認められ1969年精神病院へと入院したオールミュージックJason Ackenyによると、この時の3年半にわたる入院期間において彼が受けた仕打ちは、その後彼のさらなる精神的トラブル影響及ぼした可能性もあるという。この時点でもう既にバンドは形をなくしていたが、地元プロモーターやインターナショナル・アーティスツはバンドの名前を利用するためにいくつかの策を企てたエリクソン1973年退院するソロ活動開始しクリーデンス・クリアウォーター・リバイバルのスチュ・クックをアルバムプロデュース迎えるなどして成功収めたが、マネジメント側から精神的な不安定さに付け込まれて、作品何の権利行使できず何の利益得られないという契約結んでしまっていた。80年代には精神病苦しみ公衆面前から姿を消していたが、90年代に入ると次第音楽活動再開しだした。特に、ZZトップジーザス・アンド・メリー・チェインR.E.M.などエレベーターズやロッキー・エリクソンから影響を受けたミュージシャン達によるWhere The Pyramid Meets The Eyeというトリビュート・アルバム発表された時などが顕著であったエリクソン1995年、バットホール・サーファーズのキング・コフィのレーベル「トランス・シンジケート」からアルバムAll That May Do My Rhyme発表したコフィによると、エリクソン自分音楽から印税得たのはこれが初めであったという。2001年までエリクソン兄弟であるサムナーが彼を保護する権利得てエリクソンより良い心理的治療受けて健康を取り戻すための援助のほか、法律チーム連携しながら過去複雑な契約しがらみからエリクソン解放し正当な印税を彼が受け取れるようにするという。そして2005年I Have Always Been Here Before題されコンピレーションアルバム発売された。エレベーターズ以降エリクソンキャリア楽曲43曲が収められているこのアルバムでは、エリクソンしっかりと印税受け取ることができたという。また2000年代以降はかつてのバックバンド「エクスプロージブス」との活動開始したレギュラーギグ行なっており、いくつもフェスティバルにも出演している。2019年5月31日テキサス州オースティンにて死去。 ステイシー・サザーランドは自身バンドアイス」を結成しヒューストン活動していたが、レコード1枚リリースされなかった。1969年、彼はヘロイン中毒苦しんだ後にドラッグ使用の罪でテキサス刑務所服役した数年間にわたるドラッグ関連トラブル集大成とも言える事態であった刑務所出た後、今度は酒に溺れようになった70年代通じて彼は散発的に音楽演奏しており、時にはエレベーターズの元メンバーたちと共演することもあった。そして1978年8月26日サザーランドは妻のバニーによって射殺され生涯閉じた夫婦喧嘩最中事故であった。 ダニー・ガリンドは70年代ジミー・ヴォーンスティーヴィー・レイ・ヴォーンの兄)のバンドストーム」でベース演奏していた。彼は2001年C型肝炎合併症死亡したダニー・トーマス1968年にエレベーターズを離れ、デルタ・ブルース・ギタリストのライトニン・ホプキンス雇われ演奏したその後テキサス離れてノースカロライナへと戻りいくつかのバンド演奏しているが、この間病院勤務したデリバリー会社立ち上げた。彼はシャーロット住み結婚して1男2女をもうけた。 ベニー・サーマンは、パウエル・セント・ジョンのマザー・アースをはじめとしたいくつかのバンドプレイした後、70年代音楽活動続けた。 トミー・ホールは現在サンフランシスコダウンタウン居住している。 80年代、彼はテキサスのアウトサイダーミュージシャンであるジャンデック正体ではないか噂されたが、これは後に誤りであった判明している。また彼は70年代サイエントロジーの熱心な信者となった。 エレベーターズのトリビュートバンドはいくつ存在する例えばエレベーターズのドラム同名のジョン・アイク・ウォルトンが率いる「ジョン・アイク・ウォルトン・リバイバル」(以前はトミー・ホール・スケジュールとして知られていた)、アリス・ローズのメンバー結成した「アシッド・トゥーム」など。ロッキー・エリクソン末弟サムナーは、自身バンド「テキセントリックス」でエレベーターズの曲を数多くカバーしている。

※この「エレベーターズ後のキャリア」の解説は、「13thフロア・エレベーターズ」の解説の一部です。
「エレベーターズ後のキャリア」を含む「13thフロア・エレベーターズ」の記事については、「13thフロア・エレベーターズ」の概要を参照ください。

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