エレベーターガールの仕事
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/03 08:30 UTC 版)
「エレベーターガール」の記事における「エレベーターガールの仕事」の解説
百貨店のエレベーターを例に説明する。 乗場ドアが開いた際に、外の客に対して昇降方向を案内する(「上(下)にまいります」という慣用表現を用いる)。 乗降が終わるまでドアを開け、乗降の完了を確認してドアを閉める(自動式の場合は開閉ボタンにより操作する)。乗降が困難な客の手助けをしたり、混雑時の間隔詰めを促したり、ドア開閉時に注意喚起するなどなど乗降の管理も行う。 客の行き先階を聞き取り、順に停止させる(自動式の場合は階床ボタンを押す。ハンドル式の場合は聞き取った階を記憶して停止させるか、または「○階ご利用の方はいらっしゃいますか」などと順次確認する)。 乗場ドアが開く前に「○階、××のフロアでございます」などと乗客に停止階の案内を行う。 エレベーターが群管理されていない昭和期には、乗降客がいない時間帯は1階などの決まった階で待機し、乗場ボタンが押された階に向かう。 通常の店員と同様に、客から質問があったときは、館内の案内を行う(総合案内担当同様の知識を持つ事を要求される)。 非常停止などの非常時に防災センターに連絡したり、客の避難の誘導をする。
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