アブルッツォ【Abruzzo】
アブルッツォ
アブルッツォ州
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/02 22:58 UTC 版)
アブルッツォ州(伊: Abruzzo)は、イタリア共和国中部のアドリア海沿岸にある州。アブルッツィ(Abruzzi)とも呼ばれる。州都はラクイラ。
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- ^ a b c 国立統計研究所(ISTAT). “Total Resident Population on 1st January 2011 by sex and marital status” (英語). 2012年11月22日閲覧。
- ^ 国立統計研究所(ISTAT). “La lingua italiana, i dialetti e le lingue stranieri” (pdf) (イタリア語). p. 5. 2012年12月10日閲覧。
- ^ “トリュフ犬30頭が毒殺被害 巨額が動く業界の裏事情”. CNN (2023年12月1日). 2023年12月2日閲覧。
アブルッツォ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 22:21 UTC 版)
ラクイラ中心部の総合病院であるサン・サルヴァトーレ病院では入院施設の90%が利用できないと表明 し、患者は避難テントやアヴェッツァーノの病院、県の施設などに移送された。また、屋外の駐車場が臨時の手術室となり、仮設テントで200人近い医師や看護師が治療にあたった。 地震はアブルッツォ州全域、モリーゼ州、フォッジャ県、ウンブリア州、マルケ州、カンパーニア州、ローマで感知され、ローマ市民は恐怖により路上に飛び出した。救援を調整する中心となるはずのラクイラ県庁も崩壊した。 ラクイラ市街の特に重要な建造物も崩壊している。市の歴史的中心にあるサンテ・アニメ教会のクーポラ、学生の家の一部、県庁の建物、ホテル「ドゥーカ・デリ・アブルッツィ」。9月20日通りの状態は深刻で、多くの住居が利用不可能となっている。いくつかの家屋が部分崩壊し、アナス宮殿近くの1軒が完全に崩壊している。1万から1万5千の建物に被害があったと推測されている。 地震対応策は多数とられている。まず、高速道A24のヴァッレ・デル・サルトとアッセルジ間を閉鎖。高速道ではローマとトルニパルテ間でも7.5トンを越える積載量の通行を遮断。構造の検査のためティブルティーナ・ヴァレーリアのローマ方面へのコルフィーニオからの区間を閉鎖した。さらに政府は国家非常事態宣言を通告し、消防局の大部分と市民保護局を街の復興のためにラクイラに投入した。 この出来事は各マスメディアで広く報道された。国営テレビのネットとローカル局は事件の一時間以内には既に生放送を行った。 地震の数時間後に、余震による被害等を防ぐためにラクイラ市内は立ち入り禁止になり、上空のヘリコプターの飛行も禁止された。市民保護局は消防局と市民保護局の車両の邪魔にならないようアブルッツォ、モリーゼ、ウンブリア、マルケ方面への旅行を行わないよう要請した。最初の朝までには市民保護局長グイード・ベルトラーゾ、アブルッツォ州知事ジョヴァンニ・キオーディと市民保護局の車両の列がラクイラに到着し、昼にはシルヴィオ・ベルルスコーニ首相、ロベルト・マローニ内務大臣、アルテロ・マッテオーリインフラ・運輸大臣が現地に到着した。また、 ベルルスコーニ首相は予定していたモスクワへの訪問をとりやめ、3000万ユーロ(41億円)を被災地に投じた。
※この「アブルッツォ」の解説は、「ラクイラ地震」の解説の一部です。
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