みんなのテレビナイター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/12 03:05 UTC 版)
「tss みんなのテレビ」の記事における「みんなのテレビナイター」の解説
前番組に引き続き、19:00からプロ野球中継を放送する場合、『みんなのテレビ』に内包してトップナイターが放送される。『TSSスーパーニュース』の時点では第2部で野球中継を行うも、18:33 / 42など不定開始での放送しかなかったが、「みんなのテレビ」放送開始以降は第2部冒頭の『みんなのニュース・第2部』のFNN枠(17:53 - 18:14)終了後の18:16に開始時刻を固定して放送している。 東海テレビ制作の対中日戦は、2015年は東海テレビ内でローカルニュースに内包しての中継を行わないため、トップナイターに限りテレビ新広島がスコア表示と実況を行っていた。2016年からは『ニュースOne』でトップナイターの中継を行うが、テレビ新広島では引き続きトップナイターのみ自社でスコア表示と実況を行う。また東海テレビに派遣されたカープ側のリポーターがトップナイターに出演するようになった。 2016年8月26日(金曜)に放送の同カードは、東海テレビ制作ながら三重テレビ(独立局)で『三重テレビナイター』としての放送となるため、テレビ新広島が東海テレビ(三重テレビ)から映像提供を受けた上で全編自社での実況(解説:山内泰幸、実況:深井瞬〈三重テレビでは解説:鹿島忠、実況:高橋知幸、リポーター:森脇淳が担当〉)に差し替えて放送する。なお、翌27日(土曜)のデーゲームについては東海テレビから『DRAGONS LIVE 2016』の同時ネットでの放送となる(副音声にはテレビ新広島からも出演)。2017年も三重テレビでの中継日に同様の形態での放送を行った。 東海テレビ中継日でも2017年8月8・9日は『東海テレビナイター祭り』に対広島戦が該当したため、三重テレビ中継日と同様にテレビ新広島が全編別制作を行った。この関係で2017年以降は東海テレビでの放送日でも全編広島からのオフチューブによる別制作を行うようになった。 関西テレビ制作の対阪神戦については、2015年は土曜デーゲームのみ中継。2016年4月8日(金曜日)のナイターは関西テレビの映像をメインに広島からのオフチューブ実況(解説:山内泰幸、実況:深井瞬〈関西テレビでは解説:田尾安志・達川光男、実況:石田一洋、リポーター:若田部克彦が担当〉)で放送した。このため、関西テレビ制作の中継をネット受けする際に18時台のみ自社制作またはネット受けした実績はない。なお、関西テレビでは阪神戦を『報道ランナー』に内包して中継している。また2017年はデーゲームも原則としてテレビ新広島での実況差し替えて放送(解説:山内泰幸、実況:青坂匠〈関西テレビでは解説:古田敦也、実況:石田一洋が担当〉)したが、2019年5月2日のデーゲームは関西テレビからのネット受け(解説:田尾安志・達川光男、実況:川島壮雄、リポーター:若田部克彦)で対応し、テレビ新広島からのアナウンサー派遣が行われなかった(制作協力団体としてはテレビ新広島もクレジット)。 交流戦のパ・リーグ球団主催ゲームも2015年までは放送実績がなかったが、2016年と2019年に交流戦の対日本ハム戦を北海道文化放送からのネット受け(前者は解説:山内泰幸・建山義紀、実況:廣岡俊光、リポーター:中村剛大、青坂匠。後者は解説:山内泰幸・建山義紀、実況:福本義久、リポーター:中村剛大、副音声:ゲスト・西村瑞樹《バイきんぐ》・解説:森本稀哲)で放送し、これまでにトップナイターを行った実績が無かった北海道文化放送はこの試合で初めてトップナイターを編成。北海道文化放送と同内容で全国ネット枠の終了時刻である18:14から野球中継を行った。また、2017年6月5日の同カードはテレビ新広島が球団公式映像をメインに広島からのオフチューブ実況で放送した。この関係で制作著作にはテレビ新広島とともに「北海道日本ハムファイターズ」もクレジットされた。広島主催の日本ハム戦については、2018年はテレビ新広島と北海道文化放送が別制作の予定だったが、雨天中止となり、振替試合は通常番組の差し替えができなかったことから、テレビ新広島が18時台のみ放送し、19時台からはJ SPORTSへの裏送りとなった。2021年は新型コロナウイルスの感染拡大などの影響もあり、北海道文化放送はアナウンサーを派遣せず、解説者を山内と建山の2人とした上での相互ネットとした(実況:野川、ベンチリポート:深井)。また、北海道文化放送に配慮して、VTR切り替えのCGを『全力応援!』ロゴからカープ坊やと日本ハム球団のエンブレムに、ランニングスコアの『TSS全力応援!Carp中継』のロゴの部分をNPBマークに変えていたほか、エンドクレジットの番組名も『プロ野球セ・パ交流戦中継』としていたが、テーマ曲は通常のテレビ新広島のローカル放送同様「明日を鳴らせ」(ゆるふわリムーブ)を使用した。対ソフトバンク戦では、これまではオープン戦のみをテレビ西日本からのネット受け(2019年は実況差し替えて放送)で放送していたが、2021年6月8日に交流戦を広島からのオフチューブ実況(解説:山内泰幸、実況:深井瞬〈テレビ西日本では解説:池田親興、実況:大谷真宏、リポーター:坂梨公俊。副音声:達川光男・吉川貴司・橋本真衣〉)で放送した。また、2017年からは球団公式映像を使用する形で、対西武戦(2017年5月30日と2019年6月4日・6日)・対オリックス戦(2018年6月12日)・対ロッテ戦(2021年5月28日)の交流戦も自社制作で放送している。 2016年4月からは『みんなのテレビ』から19時台の番組がステブレレスとなったため、18時台と19時台の区切りのCMがなくなった。また全国ネット枠は18:14までに2分短縮したため、18:14に球場映像を背景とした提供クレジットを出した後、CMを挟んで18:16から『みんなのテレビナイター』開始という体裁を取っているが、前述の北海道文化放送など系列局からのネット時には制作局に合わせて18:14開始となる場合がある。また、2017年までは『こんやのニュース』→『ユアタイム クイック』→『FNN NEWS Pick Up』も野球中継に差し替えていた。 2016年10月17日に予定されていたクライマックスシリーズ・ファイナルステージ第6戦の中継権をフジテレビ系列が獲得した(解説:江本孟紀、実況:深井瞬)。テレビ新広島では全国ネット枠開始前に、通常通りこの枠を使って中継する予定だった。しかし、第4戦で広島の3勝(優勝チームの1勝アドバンテージのため4勝)1敗で決着したため中継なしに終わったが、フジテレビ・テレビ新広島は翌年もファイナルステージ第3・6戦の放送権を獲得し、いずれの試合もテレビ新広島のみ『みんなのテレビナイター』を編成したが、全国枠同様フジテレビ主導制作のため(全国枠のエンドクレジットはフジテレビ制作著作扱い)、スコア表示やジングルなどはフジテレビ仕様を使用した(第3戦=解説:江本孟紀・山内泰幸・古田敦也、実況:田中大貴〈フジテレビ〉、リポーター:青坂匠、第4戦=解説:野村弘樹・谷繁元信・山内泰幸、実況:深井瞬、リポーター:田中大貴〈フジテレビ〉)。なお、山内は第3戦はグラウンド解説で、第4戦は放送席の解説で出演した。 番組名が『TSSプライムニュース/TSSプライムフライデー』となった2018年からは、『プライムナイター』として引き続き18:16から同様の体裁で中継を行い、『TSSライク!』となった2021年は『ライク!ナイター』の名称で18:10からに繰り上げられ、新型コロナウイルス関連で関東地区で試合開始時間が繰り上げられた場合は17時台にも中継を行っている。以下の出演者については『プライムナイター』『ライク!ナイター』についても記述する。
※この「みんなのテレビナイター」の解説は、「tss みんなのテレビ」の解説の一部です。
「みんなのテレビナイター」を含む「tss みんなのテレビ」の記事については、「tss みんなのテレビ」の概要を参照ください。
- みんなのテレビナイターのページへのリンク